状態を表すフレーズ

【3626】This is the second time you've asked about her.:あなたが彼女のこと聞くの、これで2度目よ

アンちゃんのハローイングリッシュ

【フレーズ】This is the second time you've asked about her.

《ディスィズザセカン(ドゥ)タイムユウヴアスクタバウ(トゥ)ハァ》

【意味】あなたが彼女のこと聞くの、これで2度目よ

 

【ニュアンス解説】

今回ご紹介するのは「〜するのは、これでxx度目」という言い方、ポイントは後半の動詞の時制が現在完了形になることです。
基本パターンを覚えてしまえば、あとは自由に応用できます。

【例文】

1. 気になる存在

A. So what does Jena do for a living?
<で、ジェナってどんな仕事をしてるんだい?>

B. This is the second time you've asked about her. Do you like her or something?
<あなたが彼女のこと聞くの、これで2度目よ。彼女が好きとか?>

A. No, it's not like that.
<いや、そういうんじゃないよ。>

2. 気乗りしない飲み会

A. Do you have to go somewhere?
<どこか行かなきゃならない用事でもあるの?>

B. No. Why?
<ううん。どうして?>

A. Because this is the third time you've looked at your watch.
<君が時計を見るの、これで3度目だから。>

ご自分のこと、あるいは周りの人について、この基本パターンを応用した例文をいくつか作って、ぜひ練習してみてください。

 

今日のゲストコラム

World Hot news 〜Finland 

from AYANA

フィンランド人が抱える肥満問題の予防策

世界どこの国でも様々な問題を抱えています。フィンランドが抱える問題のひとつ、それは国民の肥満問題です。その予防策として昨今、注目を集めているのが実は『日本食』なんです。
それはヘルシーで美味しいからという理由だけではなく、食生活のスタンスにも大きな注目が集まっているのです。

フィンランド人が大好きなクリームソースのかかったサーモンステーキ。

欧米諸国で注目される美味しくてヘルシーな日本食

 フィンランドに限らず、欧米各国では、美味しいだけでなくヘルシーだからという理由から、日本料理が年々積極的に紹介されるようになっています。いっぽう最近では、フィンランド人の間で、日本人の食生活のスタンスそのものに対する注目も高まっているように感じます。
例えば、2017年にフィンランドで発売された、健康科学の専門家であるティモ・ケットゥネン氏の食生活をテーマにした著書では、フィンランド人が悩まされる肥満の予防策として、日本の『harahachibu(腹八分)』の概念が取り上げられて話題を呼びました。彼は健康分野の人気ブロガーでもあるので、この著書の内容はメディアでも二次的に紹介され、「日本人に肥満の人が少ない秘訣は、満腹感80%の段階で食べ終わるようにしているからだ!」と、驚きとともに報じられたのです。

摂取量の目安となる『腹八分』とは…

新鮮な食材が並び、量り売りが可能なマーケット。

 ケットゥネン氏は、「エネルギー過多に陥りやすい現代人が、食べる量を80%に抑えるというアイデアは、科学的にも理にかなっている。しかし、我々はどうやって80%の満腹感を感知すれば良いのだろうか?」という問いに対しても、彼なりに具体的に答えようとしていました。彼の提唱する腹八分の体感的目安は、「胃袋が最初の重みを感じ始めた時が、80%だと心得よ」というもの。
そもそも私たちは、卓上や皿の上にある料理を平らげるということにとらわれてしまいがちです。ですが、あらかじめ摂取量を計算して用意した分の食事の完食を目指すのではなく、常に自分の胃袋の変化に敏感になって、腹八分になったら、そこで食事を切り上げる。そうやって、その日その日の食事量をコントロールしていくのが、最も信頼出来るし長期的にも習慣づけしやすい方法であるはずだ、というのが、ケットゥネン氏のアイデアなのです。この具体的な考え方には、なんとなく腹八分を知っているつもりになっている私たち日本人にとっても、改めてなるほどなと唸らされますよね。

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こばやしあやな(ayana)

こばやしあやな(ayana)

2011 年にフィンランドに移住し、国際結婚を経て、2016 年に現地大学院の修士課程を修了。在学中からフリーランスで在住ライター・メディアコーディネーター・翻訳通訳者としての活動を始め大学卒業後には会社を設立して事業を続けている。
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