【フレーズ】Who wears the pants in the family?
《フーウェアザパンツインザファミリ》
【意味】家族で主導権を握っているのは誰ですか?
【ニュアンス解説】
今日のポイントは wear(s) the pants の部分です。
「ズボンを履く」がもちろん直訳ですが、このフレーズでは「決定権を持つ」「主導権を握る」「牛耳る」といった意味で使われています。
男性のみがズボンを着用していた時代の名残で、 wear(s) the pants=主導権を持つ、というニュアンスで使われているようです。
【例文】
1. 家族写真を見ながら
A. Who wears the pants in the family?
<あなたの家族で主導権を握っているのは誰なの?>
B. I'd say it's Grandma Gina. She's quite the character.
<ジーナおばあちゃんだろうな。かなり強烈なキャラでさ。>
A. Is this her?
<これがジーナおばあちゃん?>
2. 彼女ができた報告
A. Between you and Michelle, who wears the pants?
<主導権を握ってるのは、あなたとミシェルのどっちなの?>
B. Definitely Michelle. She's the boss.
<完全にミシェルだね。僕は尻に敷かれてるよ。>
A. I knew it.
<そうだと思った。>
例文2のように、交際中のカップルなどについても使えます。
リーディング力UP! Christian's Articles
from Christian
今回のトピック
Blossoms everywhere!
至る所に花!
はらはらと散る桜の花びらを見ると、心穏やかになりますね。「花見」という昔からの日本の習慣は、毎年沖縄から北海道まで日本の至る所で楽しまれています。桜の花を見ながら、美しい物の命の短さを感じます。花見は「日本でしか経験できない」と思っている人もいるかもしれませんが、日本の桜は海外でも成長していて、桜の文化は世界中に広がっています。
In spring, people all over the world enjoy the beautiful cherry tree blossoms.
In Europe, Hanami is celebrated at parks full of cherry trees.
There are small celebrations in Taiwan, Korea, and other Asian countries, too.
But the biggest cherry tree festivals outside of Japan happen in America.
Washington, D.C. has hosted the National Cherry Blossom Festival every year since 1935.
And in Macon, Georgia, the International Cherry Blossom is held every year, too.
Macon is even known as the Cherry Blossom Capital of the World!
Japan's ancient custom of Hanami has spread all over the world!
《日本語訳》
春になると、世界中の人々が桜の花の美しさを満喫します。
ヨーロッパでは、桜の木がたくさんある公園での花見。
台湾や韓国、その他のアジアの国々では、小さなお祭りもあります。
しかし、日本国外で最大の桜祭りが行われるのはアメリカです。
1935 年以来、ワシントンDC では毎年全米桜祭りが開催されています。
ジョージア州のメイコンでも、毎年国際桜の花祭りが開かれます。
メイコンは、「桜の世界の首都」としても知られています!
日本古来の風習である「花見」が、世界中に広まっていますね!
Christian のひとこと!
かつて交換留学生として大阪に住んでいた時、2月頃にアメリカの母親からメールが来て、「桜の花はあっという間に散るけん、咲き始めたら毎日花見しなはいや」と言われました。桜を見たことのない母親にそういう連絡をもらったので、「絶対に見るで!」と心に決めました。
そして桜が少しずつ咲き始めてから、毎日色々なところへ行って、花見をしていました。友達を誘ったら、「今日は忙しいけん、今度ね」と言われてしまいましたが、桜の花が全て散った頃に、誘った友達が「知らないうちに終わっちゃったな」とがっかりしていました。
やはり、人生のように美しい物(そしていい物)はあっという間に終わってしまいます。「今は忙しいから、後で」と答える人は、気づいた時にはチャンスを逃してしまっています。「今しかないから行こう!」と答えるのは、生きる喜びがわかっている人かもしれません。
Christian Traylor
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