ひねった言いまわし

【3673】storm out of the house:家を飛び出す

アンちゃんのハローイングリッシュ

【フレーズ】storm out of the house

《ストームァウトブザハウス》

【意味】家を飛び出す

 

【ニュアンス解説】

storm out は、まるで嵐のようにすごい勢いで「飛び出す」「立ち去る」という意味です。
感情的になり、話し合いの途中でその場を走り去ったりするようなイメージですね。

【例文】

1. 親子喧嘩

A. I just ran into Rachael. Is everything okay?
<レイチェルに鉢合わせたんだけど。何かあったの?>

B. We got into an argument and she just stormed out of the house.
<口論になっちゃって、家を飛び出していったんだよ。>

A. That's why she was crying.
<それで泣いてたのね。>

2. 会議中

A. I thought you were in the meeting.
<会議中だと思ってた。>

B. I was, but I was getting frustrated so I just left the room.
<そう。だけどイラついたから部屋を出てきたんだ。>

A. You mean you just stormed out of the meeting?
<ちょうど会議を飛び出してきたところってこと?>

怒りなどの感情に押されて飛び出す、といったネガティブなニュアンスで使われます。

 

今日のゲストコラム

リーディング力UP! Christian's Articles

from Christian

今月のトピック
巨大な鳥の国へ
To the Land of the Giant Birds

大昔から、ほとんどの大陸には哺乳類を含めたくさんの動物がいましたが、ジーランディア大陸には哺乳動物がいませんでした。そこに位置する国、ニュージーランドの動物を少し見てみましょう。

Long ago, New Zealand, a country in the Pacific Ocean, was home to many giant birds.
大昔、太平洋に位置するニュージーランドには、巨大な鳥がたくさん住んでいました。

The moa was a 3.6-meter tall bird, but it couldn’t fly. It didn’t even have wings!
『モア』は体長3.6メートルの鳥ですが、飛ぶことができませんでした。翼すらなかったのです!

There was also a giant eagle which ate the moa for food.
ニュージーランドには巨大なワシもいて、モアを食べていました。

These great birds died many years ago, but New Zealand still has some unique birds today.
この素晴らしい鳥たちは大昔に亡くなりましたが、ニュージーランドには今でもユニークな鳥がいます。

The kiwi is a small bird that cannot fly. It has a long beak and is very cute.
『キーウィ』は飛ぶことができない小さな鳥です。くちばしが長くて、とてもかわいいです。

The kakapo is a giant parrot, and it also cannot fly. It is a rare bird nowadays.
『カカポ』は巨大なオウムで、同じく飛ぶことができません。今では珍しい鳥となっています。

If you visit New Zealand, try to see if you can spot one of these wonderful birds!
もしニュージーランドに行ったら、これらの素晴らしい鳥たちを一羽でも探してみてください!

Christian のひとこと!

去年初めてニュージーランドに行きました。ニュージーランド人の友達の家の近くに『ジーランディア』という野生動物の保護区があり、その友達とナイトツアーに参加しました。このツアーでは、夜に保護区に入って、ガイドさんとニュージーランドの動物について話しながら散歩をして、途中で色々な動物を見ることができます。料金は1人6千円くらいで少々かかるのですが、勉強にも運動にもなるからと参加を決めました。申し込みの時に「キーウィが見たい!」と期待していたら「キーウィはとても見ることが難しいんですよ」と言われてしまい、少ししょんばりしたのですが、いざツアーが始まると、ガイドさんの話は面白いし、ニュージーランドのトカゲやウェタという大きな虫など、色々な動物に出会うことができました。ツアーが終わりに近づいてもやっぱりキーウィは見られなかったので、あ~本当に残念やな~と思っていたら急にガイドさんが立ち止まり、左の方を指しながら静かに「キーウィがいる!」と言いました。左を見たら、目の前にキーウィが二羽いました!ご飯を探しているようでしたが、くちばしが本当にかわいくて、動きもかわいくて、最高な出会いでした!夜だったから写真は撮れませんでしたが、見られただけで満足です!初めて珍しい動物を見ましたが、とても感動的な瞬間でした。皆さんもニュージーランドに行ったら、キーウィを探しにぜひジーランディアへ行ってみてください!

The following two tabs change content below.
Christian Traylor

Christian Traylor

アメリカ アトランタ出身。2010年サウスカロライナ大学音楽学部作曲科を卒業。2011年より高知県で英語講師として勤務。2013年より東京に拠点を移してからは英語教材の作成、翻訳、作曲などマルチに活動中。

アンちゃんのハローイングリッシュ


関連記事

  1. 動作を表すフレーズ

    【3701】mix ~ up with・・・:〜と・・・を混同する

    【フレーズ】mix ~ up with・・・《ミクス アップ ウィ…

  2. ひねった言いまわし

    【No.4206】It takes two to tango.:どっちもどっちだ

    【フレーズ】It takes two to tango.《イッテイ…

  3. ひねった言いまわし

    【4073】go cold turkey:​​きっぱりやめる

    【フレーズ】go cold turkey《ゴーコールドターキー》…

  4. ひねった言いまわし

    【3683】bittersweet:嬉しいような悲しいような

    【フレーズ】bittersweet《ビラースイー(トゥ)》【意…

  5. ひねった言いまわし

    【3944】roll off the tongue:言いやすい

    【フレーズ】roll off the tongue《ゥロウルォフザ…

アンちゃんのハローイングリッシュ

最近の記事

  1. 【No.5004】You can't be too care…
  2. 【No.5003】go down the rabbit ho…
  3. 【No.5002】a house of cards:不安定な…
  4. 【No.5001】be packed like sardin…
  5. 【No.5000】the apple of one's ey…
PAGE TOP