ひねった言いまわし

【3388】go under the knife :手術を受ける

アンちゃんのハローイングリッシュ

【フレーズ】go under the knife

《ゴウアンダーザナイフ》

【意味】手術を受ける

 

【ニュアンス解説】
単語を見ただけでなんとなくイメージが湧くかもしれませんが、「ナイフの下を行く」とはつまり「手術を受ける」という意味です。
もちろん、have surgery, have a medical operation などと言ってもよいのですが、ネイティブ同士の会話では、こちらの表現が好んで使われています。

【例文】

1. 入院中の父

A. Is it okay if I take next Thursday off?
<来週の木曜日、休んでもいいかな?>

B. Sure, no problem. Is everything okay?
<ええ。どうかしたの?>

A. Well, my dad's going under the knife on the 27th.
<実は、父が27日に手術なんだ。>

2. 術後の経過

A. It's been a week since my dad went under the knife.
<父の手術から1週間だ。>

B. How is he feeling?
<お父様の具合はどうなの?>

A. He's feeling better than ever.
<以前よりもずっと元気だよ。>

ネイティブらしい表現ですが、ぜひ覚えて使ってみてくださいね。

 

 

今日のゲストコラム

World Hot News 〜Australia

from Chika

オーストラリアのイースター

ここオーストラリアにも、「イースター」があります。日本ではあまりなじみがないと思いますので、今回ご紹介します!

イースター (Easter) とは?

 そもそも「イースター」とは、イエス・キリストの復活を記念するキリスト教のお祝いです。クリスマスと同様、必ずしもキリスト教徒でなくても、宗教を気にせず家族でお祝いすることが多いようです。

日本帰国とイースターが重なった時に実家の庭で息子が楽しんだ「Easter Egg Hunting」

 日本と比べて祝祭日の少ないオーストラリアでは、イースターの連休はクリスマスと並んだ大型連休とされ、「イースターホリデー」と呼ばれています。
 ところで、イースターはいつなのでしょう?これがまた少し複雑なのですが、2015年は4月上旬、今年は3月下旬というように、毎年違うのです。日本のゴールデンウィークのような感覚…?

 この「イースターホリデー」期間中の「Good Friday」という祝日は、キリストが亡くなった日ということで、肉を食べずに魚を食べる習慣もあるようです。私たち家族は息子が誕生する前までは、持ち寄った食事とワインを両親宅のガーデンで頂くような普通のパーティーをしていましたが、特に息子が歩くようになってからは、 Easter Egg Hunt(イースターエッグハント)で毎年賑わいます!

 

Easter Egg Hunt( イースターエッグハント)と Hot Cross Bun ( ホットクロスバン)

 

息子が「ハント」したEaster Egg のチョコレート

 Easter Egg Hunt とは、イースターエッグと呼ばれる卵の形をしたチョコレートを庭や公園に隠し、それをバスケットを持った子供たちが探して拾い集めるゲーム。イースターエッグの卵が復活という意味を持ち、その卵を運んでくるのが、イースターバニー(うさぎ)とされているため、毎年2月頃にはカラフルな卵やうさぎを模ったチョコレートなどがスーパーなどに並ぶのです。チョコレートが好きな子供たちにはたまらないイベントですよね!

 毎年、クリスマスが終わった 1月頃からベーカリーやスーパーに並ぶのが、上に白い十字がついた Hot Cross Bun という菓子パンの一種です。ドライフルーツとシナモンテイストの昔ながらのほんのり甘い Hot Cross Bun は、この時期にしか買えないこともあってとても人気があります。「Good Friday」に食べるとされている伝統的なこのパンは、以前はイースター目前の3月頃からしか店頭に並ばなかったような気がしますが、最近では「クリスマスが終わったばかりなのに!」という早さで、1月には購入できるようになりました。

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Chika

Chika

翻訳者、ライター。オーストラリアに移住して7年。2歳になる息子とオーストラリア人のフォトグラファー/イラストレーターの夫の3人でカントリーライフを満喫中。暮らしの中のENGLISH も担当しています。

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