【フレーズ】bittersweet
《ビラースイー(トゥ)》
【意味】嬉しいような悲しいような
【ニュアンス解説】
日本語でも「甘い」と「苦い」が混じった味覚をビタースイートなんて言いますが、味覚以外でも「嬉しさと悲しさが入り混じった気持ち」を表す時に bittersweet が使えます。
【例文】
1. 産休前最後の出勤
A. How was the last day at work?
<仕事の最終日はどうだった?>
B. It was bittersweet.
<嬉しいような悲しいような気持ちだったわ。>
A. I'm sure it was. You’ve been there nearly everyday for the last ten years.
<そうだろうね。この10年間、1日の大半をそこで過ごしたんだから。>
2. 娘が結婚
A. My youngest daughter got married last month.
<一番下の娘が先月結婚したんだ。>
B. Congratulations! That must have been bittersweet.
<おめでとう!それは嬉しさと悲しさが入り混じった気持ちだったでしょうね。>
A. It was, but my son-in-law is a great guy so I'm happy.
<あぁ、でも義理の息子は素晴らしい男だから、嬉しいよ。>
「ほろ苦い」心境になったら、ぜひこの単語を思い出してくださいね。
World Hot news 〜Australia
from Chika
オーストラリアのクリスマス
もうすぐクリスマスがやってきますね。もう何度も、オーストラリアで夏のクリスマスと、年末年始を過ごしてきていますが、まだまだ慣れず、日本の12月の寒さが恋しいくらいです。といっても、クリスマスの準備は10月下旬くらいから計画を立て始めるほど、ベテランになってしまいました。やっぱり子供がいるとはりきってしまいますね!
クリスマスパジェント
12月になると、至る所でこの『クリスマスパジェント(Christmas pageant)』というパレードが開催されます。これは、イエス誕生のストーリーを劇や仮装行列で再現して、その生誕を祝うイベントです。大きな都市で開催されるクリスマスパジェントには、朝から場所取りの行列ができるほどです。日本でいうと、桜シーズンの花見の場所取りのようなものですね!
パレードではブラスバンドの演奏やダンサーの踊りが見られ、最後にトナカイが引くそりに乗ったファーザークリスマス(サンタクロース)が登場します。子供たちにはたまらないクリスマスイベントのひとつです!
ジンジャーブレッドマン
日本でもおなじみ、人の形をしたこのクッキーは、ジンジャーブレッドマン(gingerbread man)と呼ばれています。16世紀、風邪を予防するように広めたヘンリー8世に由来しているといわれています。
夏のクリスマスとなるオーストラリアでも、クリスマス間近になると、ジンジャーブレッドマンを手作りするファミリーがたくさん見られます。私たちもその一人です。簡単に作れるよう、材料が揃って梱包されたパッケージがお店で買えますが、我が家では息子と一緒に材料を計って準備し、生姜をすって手作りしました。
アドベントカレンダー
日本のお店でも最近は、アドベントカレンダー(Advent calendar)が見られるようですね。どういうものかというと、25日までの日付を書いた箱を用意し、その中にお菓子やアイテムを入れておきます。その箱を毎日一つずつ順番に開けていき、全部開くとクリスマスがやってくる、という仕掛けが一般的です。
オーストラリアで、特に幼い子供がいる家族は、このようにクリスマスまでのカウントダウンを楽しむのがエンターテイメントの一つです。11月になると、子供向けのチョコレート・アドベントカレンダーがスーパーマーケットの店頭に並びます。5歳の子供がいる我が家では、チョコレートやお菓子は控えめにし、クリスマスツリーの飾りや、クリスマスに纏わるグッズを、箱の中に入れるようにしています。息子は12月に入ると、朝起きて真っ先にカレンダーに走って行くくらい楽しんでいます!
Chika
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