【フレーズ】I have to pinch myself.
《アイハフトゥピンチマイセルフ》
【意味】(夢じゃないと確かめるために)自分をつねらなきゃならないくらいです
【ニュアンス解説】
今日のポイントは pinch myself の部分です。
「自分自身をつねる」とは、つまり「夢ではないことをつねって確かめる」ことを意味します。何か素晴らしいことが起こり、それが現実に起きていると信じられない、と伝える時の定番フレーズです。
【例文】
1. コンテストで最優秀賞を受賞
A. Thank you so much for giving me this incredible award.
<こんな素晴らしい賞をくださり、本当にありがとうございます。>
B. You look very surprised.
<とても驚いているようだけど。>
A. I am. I have to pinch myself.
<はい。夢じゃないと確かめるために、自分をつねらなきゃならないくらいです。>
2. 憧れの車をゲット
A. What a nice car!
<素敵な車ね!>
B. Thanks. I keep having to pinch myself every time I get behind the wheel.
<ありがとう。ハンドルを握るたびに夢じゃないってつねってるくらいさ。>
A. You sure look good in it.
<あなたにとってもお似合いの車だわ。>
日本語にもある表現なので、覚えやすいですね。
World Hot News 〜America
from Mitsu
優しいドライブスルー
アメリカに移住した当初は、毎日が驚きの連続でした。その1つは、街中に多種多様なドライブスルーがあることでした。銀行、ドライクリーニング、ドーナッツ屋さん、そして薬局にもドライブスルーがあるんです!
『DRIVE-THRU PHARMACY』
私が利用している薬局は、家から車で3分程の『CVS』です。アメリカ大手のチェーン展開している薬局で、 Tallahassee 市内にも10 店舗以上あります。他の薬局も『DRIVE-THRU PHARMACY』が設置されているのが一般的です。(単に「便利」という理由も勿論ですが)具合が悪
い人や、身体が不自由な人の負担が軽くなるよう、車から移動する手間を省き、処方箋を頼んだり受け取ったりできるのは、とっても配慮の行き届いた素晴らしいサービスだと思います。
コンビニ感覚でしたが…やっぱり『薬局』です!
殆どの薬局は24時間営業で、コンビニ同様に品揃えも豊富です。薬はもちろん、日用雑貨や食品、お菓子、ドリンク、文具、おもちゃ等も売っています。まだ、処方薬を買う目的でアメリカの薬局を利用した経験がなかった頃、私には「薬局=コンビニ」の感覚でした。『DRIVETHRU PHARMACY』の存在を初めて知った時のことです。「さすがアメリカ!便利だね! “Coke and Pringles please!”と頼めば、店員さんが商品を取ってきてくれて、窓からお金を払えばOK なんだ!でも、モノによっては詳しく説明する必要があるなぁ」等と、私は喜んだり悩んだり。そ
れを主人に話した時は、私の突拍子もない発想に返す言葉すら無く困っていました……(笑)
名の通り『DRIVE-THRU PHARMACY』は、処方箋の為の利用口ですからね……(^_^;)
体験・実感して比較できるからこその『発見』
身体の不自由な方のサポート等を積極的に実践しているアメリカを、私は「優しい国だな」と思います。ここ10~15 年位で日本でも駅やバスターミナル、他にも様々な公共の場に、エレベータの設置や思いやりのあるサポートが増えていることを、日本人として、とても嬉しく誇りに思います。改めて、こういった事に敏感になれたのは、日米両国での生活を体験しながら比較するチャンスを持てた
からだと思います。
今回は、たかがドライブスルーのお話でしたが、こういう些細な日常の中にも「発見」が満ち溢れている生活ができるのは、とても貴重な経験ですし、楽しいです。生まれ育った大好きな「日本」と、今暮らしている国「アメリカ」。どちらにも長所と短所があるのは自然なことだと思います。むしろ、完璧ではないからこそ、いろんな発見をしながら、成長していけるような気もします。それは、国単位でも、一個人でも、共通して言える事だと思いたいです。大切な何かを見出しながら、『優しいドライブスルー』の様に、もっともっと優しい世界がどんどん広がっていったらステキですね。
お門違いな驚きをしながらの発見もありますが……それも、なかなか面白いです(笑)
MITSU
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