ひねった言いまわし

【3683】bittersweet:嬉しいような悲しいような

アンちゃんのハローイングリッシュ

【フレーズ】bittersweet

《ビラースイー(トゥ)》

【意味】嬉しいような悲しいような

 

【ニュアンス解説】

日本語でも「甘い」と「苦い」が混じった味覚をビタースイートなんて言いますが、味覚以外でも「嬉しさと悲しさが入り混じった気持ち」を表す時に bittersweet が使えます。

【例文】

1. 産休前最後の出勤

A. How was the last day at work?
<仕事の最終日はどうだった?>

B. It was bittersweet.
<嬉しいような悲しいような気持ちだったわ。>

A. I'm sure it was. You’ve been there nearly everyday for the last ten years.
<そうだろうね。この10年間、1日の大半をそこで過ごしたんだから。>

2. 娘が結婚

A. My youngest daughter got married last month.
<一番下の娘が先月結婚したんだ。>

B. Congratulations! That must have been bittersweet.
<おめでとう!それは嬉しさと悲しさが入り混じった気持ちだったでしょうね。>

A. It was, but my son-in-law is a great guy so I'm happy.
<あぁ、でも義理の息子は素晴らしい男だから、嬉しいよ。>

「ほろ苦い」心境になったら、ぜひこの単語を思い出してくださいね。

 

今日のゲストコラム

World Hot news 〜Australia

from Chika

オーストラリアのクリスマス

もうすぐクリスマスがやってきますね。もう何度も、オーストラリアで夏のクリスマスと、年末年始を過ごしてきていますが、まだまだ慣れず、日本の12月の寒さが恋しいくらいです。といっても、クリスマスの準備は10月下旬くらいから計画を立て始めるほど、ベテランになってしまいました。やっぱり子供がいるとはりきってしまいますね!

クリスマスパジェント

 12月になると、至る所でこの『クリスマスパジェント(Christmas pageant)』というパレードが開催されます。これは、イエス誕生のストーリーを劇や仮装行列で再現して、その生誕を祝うイベントです。大きな都市で開催されるクリスマスパジェントには、朝から場所取りの行列ができるほどです。日本でいうと、桜シーズンの花見の場所取りのようなものですね!
 パレードではブラスバンドの演奏やダンサーの踊りが見られ、最後にトナカイが引くそりに乗ったファーザークリスマス(サンタクロース)が登場します。子供たちにはたまらないクリスマスイベントのひとつです!

ジンジャーブレッドマン

息子と作ったジンジャーブレッドマン。

 日本でもおなじみ、人の形をしたこのクッキーは、ジンジャーブレッドマン(gingerbread man)と呼ばれています。16世紀、風邪を予防するように広めたヘンリー8世に由来しているといわれています。
 夏のクリスマスとなるオーストラリアでも、クリスマス間近になると、ジンジャーブレッドマンを手作りするファミリーがたくさん見られます。私たちもその一人です。簡単に作れるよう、材料が揃って梱包されたパッケージがお店で買えますが、我が家では息子と一緒に材料を計って準備し、生姜をすって手作りしました。

アドベントカレンダー

 日本のお店でも最近は、アドベントカレンダー(Advent calendar)が見られるようですね。どういうものかというと、25日までの日付を書いた箱を用意し、その中にお菓子やアイテムを入れておきます。その箱を毎日一つずつ順番に開けていき、全部開くとクリスマスがやってくる、という仕掛けが一般的です。

息子のアドベントカレンダー。

 オーストラリアで、特に幼い子供がいる家族は、このようにクリスマスまでのカウントダウンを楽しむのがエンターテイメントの一つです。11月になると、子供向けのチョコレート・アドベントカレンダーがスーパーマーケットの店頭に並びます。5歳の子供がいる我が家では、チョコレートやお菓子は控えめにし、クリスマスツリーの飾りや、クリスマスに纏わるグッズを、箱の中に入れるようにしています。息子は12月に入ると、朝起きて真っ先にカレンダーに走って行くくらい楽しんでいます!

The following two tabs change content below.
Chika

Chika

翻訳者、ライター。オーストラリアに移住して7年。2歳になる息子とオーストラリア人のフォトグラファー/イラストレーターの夫の3人でカントリーライフを満喫中。暮らしの中のENGLISH も担当しています。

アンちゃんのハローイングリッシュ


関連記事

  1. スタジアムで旗を掲げる観客

    ひねった言いまわし

    【3248】彼女はただ流行りに乗っただけだ

    こんにちは、YOSHIです。「目的を見つけよ。手段は後からつい…

  2. がっかりするネコ
  3. ニュアンスを伝えるフレーズ

    【3602】more or less:大体

    【フレーズ】more or less《モアオアレス》【意味】大…

  4. ニュアンスを伝えるフレーズ

    【3758】say a few words:簡単な挨拶をする

    【フレーズ】say a few words《セイアフューワーズ》…

アンちゃんのハローイングリッシュ

最近の記事

  1. 【No.5148】I'm not feeling hungr…
  2. 【No.5147】I have a stabbing pai…
  3. 【No.5146】My head is throbbing.…
  4. 【No.5145】The days are so short…
  5. 【No.5144】You can't have your c…
PAGE TOP