【フレーズ】It's easy once you get used to it.
《イッツイーズィワンスユウゲッ(トゥ)ユウストゥイッ(トゥ)》
【意味】慣れちゃえば簡単だよ
【ニュアンス解説】
ここでの once は「一旦〜すれば」という意味です。
get used to は「(新しい環境などに)慣れる/馴染む」でしたね。
全体で「慣れてしまえば簡単(に感じるよう)になる」となります。相手に新しいことを教えたり、やり方を示したりするときによく使います。
【例文】
1. 数学の宿題
A. Does this make sense so far?
<ここまでわかるかな?>
B. Yes, but it's super complicated.
<うん、でも超ややこしいね。>
A. It's a bit tricky, but it's easy once you get used to it.
<ちょっと難しいけど、慣れちゃえば簡単だよ。>
2. 新しい任務を任され・・・
A. So that's your new task. Do you have any questions?
<というわけで、これがあなたの新しい仕事です。質問はある?>
B. I'm not sure if I can remember all this.
<全部覚えられるかどうか、自信ないです。>
A. Don't worry. It's easy once you get used to it.
<大丈夫。慣れちゃえば簡単だから。>
誰かに何か新しいことを教えるときに、是非使ってみてくださいね。
World Hot news 〜Guam
from Reiko
グアムの自然災害対処法
年々被害が甚大になりつつある世界の自然災害。国や地域によって起こる自然災害は異なりますが、近い将来、日本にもかつて無い程の大型台風が上陸する可能性が…。今回は、私がグアムで経験した自然災害をテーマとし、その経験が少しでも皆さんのお役に立てればと思います。
Natural disasters 台風編
グアムと台風は常に背中合わせであるため、台風シーズンが始まると天気図の確認を欠かさない習慣が身についています。ケーブルテレビではグアム周辺の雲の動きを24時間見ることができます。96年12月にグアム島を直撃したスーパー台風・パカ(グアムで発生する台風には女性の名前がつけられます)は、最大瞬間風速105m/s、時速にすれば新幹線の速さと同じです。いわゆる昔の日本家屋(木造瓦屋根)は確実に根こそぎ吹き飛ばされます。
パカが去った後には、ビーチ沿いに建つホテルの駐車場にどこからか飛んで来た(?)メルセデスベンツやBMWがひっくり返っている写真が地元新聞に掲載されていました。こうした影響から、グアムでは車に台風保険をかける人が多く、建造物に保険をかけたい場合はコンクリート造りでないと許可されません。
台風は進路を予測する事が出来るので、72時間前から台風警報(typhoon warming)が出れば、次のような準備に取り掛かります。
各家庭では、外に置いてある吹き飛ばされそうな物を中に入れたり、紐で縛りつけ固定したりします。また、強風で飛ばされて来た飛来物がガラスを割るため、台風シャッター(超頑丈な雨戸と思って下さい)を閉め、さらに割れた窓ガラスで怪我をしないように粘着テープで窓ガラスを保護します。庭木も家を傷つける恐れがあるので短く切っておきます。
雨水の浸入を防ぐために玄関ドアの隙間には子ども用の粘土で隙間を埋めたりして対策し、大切な写真、書類、貴重品、濡れて駄目になる物は全て防水バッグ、大きめのゴミ袋、コンテナなどの中に入れておきます。窓が割れると強風が家の中を吹き抜けるので、その風で家具が倒されないようあらかじめ倒しておきます。
電気が止まると、冷蔵庫の中身は捨てる覚悟でいなければなりません。お肉やお魚は台風前に調理して食べてしまうのがベスト!アイス類も食べてしまいます。
台風の直撃中は、とにかく怪我をしないよう家族全員で窓がない安全な部屋に避難します。我が家ではバスルームでした。子どもたちが幼かった頃は、怪我はさせられないので靴を履かせ、厚めのブランケットで全身を隠して身の安全を確保しました。心臓がドキドキする恐怖の時間もありますが、しばらく耐え忍んでいると、ふと静かになります。台風の目にすっぽり入っているからです。雨は止み青空が顔を出しているので、束の間のホッとできる時間です。この時は外に出て、周りの様子やご近所さんの無事を確認することができます。しかし、次第に風が反対方向に吹き始め、また暴風雨が続くため、ここからが正念場です。忍耐強く台風が過ぎるのを待ちます。お腹も空くのでしっかりと食べておき、台風が去った後の掃除のために体力を残しておきます。
数え切れないほどの台風を経験し思った事は、ドアや窓の近くには極力行かないことが重要です。怪我をしても直ぐには病院へ行けません。倒木、電柱などが道路を塞いでしまうからです。また、しばらくは電気よりも水が本当に大切です。水が使えないと不衛生になります。お風呂には当分入れなくても、水があればアルコールやウェットタオルで体を拭き、清潔な状態を保つ事が出来ます。トイレに使う水は、雨どいの下に大きなゴミ箱を置いたり、屋根の排水溝に蓋をして屋上に雨水をためてトイレ用にする出来るのです。
以上、私の経験談と台風への対策でした。これらの準備をしていないと、台風が去った後のメンタルと身体は悲鳴をあげてしまうことでしょう。備えあれば憂いなしとはよく言ったもんだ。皆さんもどうぞお気をつけください。
Reiko
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