【フレーズ】go down the rabbit hole
《ゴウダウンザラビッホール》
【意味】のめり込む/逸脱する
【ニュアンス解説】
物語の「不思議の国のアリス」では、アリスがウサギを追いかけて行くと、ウサギの穴に落ちてしまいますよね。
この go down the rabbit hole はそんな世界観からできたフレーズです。
「未知の世界へ迷い込む」というイメージから「道を逸れる」「戻れない世界に迷い込む」「抜け出せなくなる(のめり込む)」といった意味で使われます。
【例文】
1. 健康オタク
A. I started learning yoga a few months ago, and now I'm obsessed with making healthy meals.
<数か月前にヨガを習い始めたんだけど、今は健康的な食事を作ることにもハマっているの。>
B. Sounds like you really went down the rabbit hole of wellness.
<どうやら君は健康にどっぷりのめり込んだみたいだね。>
A. Yeah, but the body is a temple, right?
<ええ、だって体が資本でしょ?>
2. SNSの沼
A. I was just going to check my friend's Instagram, and ended up watching cat videos for hours.
<インスタで友人の投稿をチェックするだけのつもりだったんだけど、気づいたら何時間も猫の動画を見ていたわ。>
B. I know what you mean. One post leads to another, and before you know it you go down the rabbit hole.
<わかるわかる。1つの投稿が別の投稿にループして、いったん見始めたら、抜け出せなくなっちゃうんだよね。>
A. Totally! And then I'm like, where did the time go?
<そうそう!そして「あれ、こんなに時間経ってる」って気がつくのよね。>
例文(1)では「ウェルネスの世界にすっかりハマる」、例文(2)では「SNSの中毒性から抜け出せなくなる」といったニュアンスで使っています。