【フレーズ】It's a date.
《イッツァデイトゥ》
【意味】その時間にね/その時間で決まり
【ニュアンス解説】
直訳は「デートだね」なので、誰かとデートに行くようなニュアンスだと解釈してしまう人もいるかもしれませんが、これは待ち合わせの日時などを決めた後に「じゃあその時間で」「その日時で決まり」と相手に伝える時の定番フレーズとして使えます。
【例文】
1. 待ち合わせの日時
A. How about next Friday at 3pm?
<今度の金曜日、3時でどうかな?>
B. That sounds good to me.
<僕は大丈夫だよ。>
A. Great. It's a date.
<よかった。その時間にね。>
2. 海外在住の友人と*FaceTimeの約束
A. I should be back by 8pm.
<8時までには戻れると思う。>
B. Okay. Let's meet at 8:30pm your time then.
<了解。じゃあそっちの時間で8時半に会おう。>
A. Perfect. It's a date.
<パーフェクト。その時間で決まりね。>
メールやLINEのやりとりなどでも使える表現です。
(*FaceTime : Appleのビデオ通話アプリ)
失敗から学ぶ!
使えるビジネス英語
from Asari
電話応対 基本編(1)
英語が苦手なヒロシ君が、実体験をもとにビジネス英語の理解を深めていくこのコーナー。最近は電話をとる回数が少なくなりましたが、いざ鳴った時にスマートに対応できるようにしておきましょう!
【電話をうける】
◆名前を名乗るには?
◆「もしもし」の代わりに何と言えばいい?
―電話が鳴る―
✕誤り:This is Mr. Hiroshi Sakurai speaking. Hello?
(ヒロシ・サクライです。もしもし?)
名前を名乗る際、電話の時には一般的に自分には Mr. は付けません。一方、書面では日本語でも性別が曖昧なケースがあるので付けることはあります。それから、会社にもよりますが、日本の会社で名乗る際には、普通はラストネームだけでOKです。姓名両方名乗ると、相手が聞き取りづらくなってしまいます。また、用件を聞く時には、『もしもし』のつもりで、『Hello』と言いたくなるかもしれませんが、相手が顧客の場合には『How may I help you?』がプロフェッショナルな印象を与えます。
「How may I help you?」のバリエーションとして、「What can I do for you?」もOKです。
〇正解:This is Sakurai speaking. How may I help you?
(サクライです。いかがいたしましょうか?)
【名前を確認する】
◆名前を聞く時には?
顧客:Can I speak with Mr. Ohno?
(オオノさんとお話し出来ますか?)
✕誤り:What is your name?
(あなたの名前は何ですか?)
相手の名前を聞く時に『What is your name?』は文法として間違いではありませんが、ニュアンスとしては『あなたの名前は何?』という、ぶっきらぼうな印象を与えますので、顧客さんが相手の場合は、もっと丁寧に『May I have your name, please?』等と応対しましょう!
他のバリエーションとしては、「May I ask your name, please?」「Can I have your name, please?」「May I ask who’s calling, please?」等も丁寧で好感が持てます。
〇正解:May I have your name, please?
(お名前をお伺い出来ますか?)
【どの国(都市)の顧客なのかを確認する】
◆相手の発信地を確認したい時は?
顧客 :My name is Roberts.
(ロバーツです。)
✕誤り:Where do you live?
(どこにお住まいですか?)
相手がどこから掛けているか聞く時には、『どこに住んでいますか?』ではなく、『どちらからお掛けですか?』となりますので、『Where are you calling from?』が正解となります。
〇正解:「Where are you calling from?」
(どちらからお掛けですか?)
【電話を転送する】
◆電話を転送する時には?
顧客 :「I’m calling from London.」
(ロンドンからです。)
ヒロシ:(え~っと、大野部長に電話を回すんだから…)
「I will revolve your phone to Mr. Ohno. Just a moment, please.」
(あなたの電話をオオノさんへ回転させます。少々お待ち下さい。)
日本語を『本来の意味』を訳さずにそのまま英語に直訳すると、誤訳になることが多いので気を付けましょう!初心者の方はここでつまづきがちです。電話を『回す』といっても、物理的に電話を『回転させている』わけではなく、実際にはラインを転送しているわけですから、『I will transfer your call to Mr. Ohno.』が正解です。『Just a moment, please.』はグッドですね!
このバリエーションには、「I will connect your line to 〇〇」「〇〇will be with you in a moment/shortly.」等もあります。また、「Just a moment, please.」のバリエーションには、以下のような表現もあります。
One moment, please. | 少々お待ち下さいませ。 |
Hold the line, please. | 切らずにお待ち下さいませ。 |
Would you hold the line, please? | 切らずにお待ちいただけますか? |
自分で使いやすいものを選んで下さいね。
〇正解:「I will transfer your call to Mr. Ohno.」
(オオノさんに電話を転送します。)
いかがでしたでしょうか?電話応対は日常会話と違ってシチュエーションが限られているので、フレーズごと覚えてしまえば案外怖くないはずです!
次回も引き続き電話応対での具体的なパターンを挙げてご紹介しますね!
Asari
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