【フレーズ】Everyone will be digging up dirt on him soon.
《エヴリワンウィルビィディギンナップダートォンヒムスーン》
【意味】そのうち皆が悪い噂をかき集めるだろう
【ニュアンス解説】
dig up dirt は「土を掘り起こす」ですが、ここでの dirt は、悪い噂/ゴシップといった意味で使われています。
つまり全体で「ゴシップを集める」「悪い噂を見つけ出す」というニュアンスになります。
【例文】
1. 新社長が決定
A. Our new president seems a bit sketchy.
<新社長、なんかちょっと怪しいわ。>
B. I agree.
<同感だね。>
A. I bet everyone will be digging up dirt on him soon.
<そのうち皆が悪い噂をかき集めるわね。>
2. 有名セレブ
A. The Media chases celebrities around all the time.
<メディアは常にセレブを追いかけ回すわ。>
B. Yeah, their job is to dig up dirt on them.
<あぁ。彼らの悪い噂をかき集めるのが彼らの仕事だからね。>
A. Poor celebrities.
<セレブも気の毒ね。>
日本語の「叩くと埃が出る」という表現が、多少イメージが近いかもしれません。
World Hot news 〜Finland
from AYANA
フィンランドのスーパーで、国産品を買う努力&買わせる努力
フィンランド人は、スーパーで商品選びをする際に、とりわけ国産であるかどうかを気にする民族です。しかし農産物に関しては、極北の大地で育つ作物に限りがあるため、ユーロ圏内を中心とした他国からの輸入に頼らなければならない商品が多いのが現状です。それでもなぜ、多くのフィンランド人には「国産のものを積極的に購入したい」という強い意思があるのでしょう。
国産品=安心という絶対的な信頼
多くのフィンランド人が「国産のものを積極的に購入したい」と強く思う理由としてよく聞かれるのが、
①とにかく国産のものは一番安全で品質に信頼が置けるという絶対的信頼感がある。
②とりわけ生鮮品は国産のほうがフレッシュで余計な化学製品に頼らず出荷されている。
③国産のものを買えば、巡り巡って国の経済を活性化する一助になる
という3パターンの意見。
やはり、全体的にフィンランド人は自国の生産活動に対して非常にクリーンなイメージを抱いているため、信頼や誇りも強く、さらに国内経済への好影響からも積極的に自国のものを消費していこうという意識が非常に高いようです。さらに、お店で「国産か否か」をチェックする行動が習慣化しているのには、フィンランド国内で流通するあらゆる国産商品に明示が推奨されている認定マークの存在が一役買っているとも言えます。
一目見て国産品とわかる青十字の認定マーク
実はフィンランドの市場で流通する国産商品の大半には、一目見て国産とわかる認定マークがパッケージにつけられています。代表的なものは、フィンランド労働協会が認可した製品全般につく鍵国旗マーク(Avainlippu)、フィンランド食品情報協会が認可した食品全般につく白鳥国旗マーク(Joutsenlippu)、国産青果協会が認可した野菜や植物につく双葉マーク(sirkkalehti)、そして、プロアグリア起業センターが認可した、国内の中小企業が製造した国産製品につく地域ベストマーク(Maakuntien parhaat)など。
いずれも、フィンランドの国旗である白地に青十字のマークがモチーフとなった分かりやすいデザインです。とくに汎用性の高い鍵国旗マークの認定対象となるのは、“フィンランド国内で作られた”商品およびサービス全般。さらに、製品の原材料の50%以上がフィンランド産のものを使用していなければならない、という規定もあります。鍵国旗マークは3年に1度、新規の認可審査が行われるのですが、現在のところ3000以上の製品やサービスに対して表示が許可されており、各商品におけるフィンランド産の原材料利用率は平均80%を超えるのだそうです。
1965年に広告代理店のデザイナーによって考案されて以来、着実に市場へと浸透していき、今日では消費者の鍵国旗マーク認知率はなんと95%を超えるのだとか。外国人旅行客にとってもこれらの国産マークは、おみやげ探しの時にとても便利!少なくともこれらのマークが明示された商品を買って帰れば、後になって別の国で作られた製品だったと発覚…なんてハプニングを防げます。ぜひ、フィンランド旅行中にスーパーなどで、お土産探しをする時の参考にしてください!
こばやしあやな(ayana)
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