状態を表すフレーズ

【3398】I can't make out his handwriting.:彼の字は読めない

アンちゃんのハローイングリッシュ

【フレーズ】I can't make out his handwriting.

《アイキャン(トゥ)メイカウ(トゥ)ヒズハン(ドゥ)ライティン(グ)》

【意味】彼の字は読めない

 

【ニュアンス解説】
今日のポイントは「理解する」という意味の make out の部分です。
文脈によって「判読する」「聞き分ける」といったニュアンスで使われることが多いです。

【例文】

1. 手紙

A. What does he say in the letter?
<彼、手紙で何て?>

B. I don't know. I can't make out his handwriting.
<わからない。彼の字は読めないよ。>

A. Let me try.
<私に読ませて。>

2. グズる子供

A. I don't know why she's crying.
<この子がどうして泣いてるのか、わからないの。>

B. She's pointing at something.
<何かを指差してるよ。>

A. I know, but I can't quite make out what she's trying to show me.
<そうなんだけど、何を差してるのかよくわからないのよ。>

「識別する」というベースのニュアンスが理解できれば、色々な場面で応用できますね。

 

今日のゲストコラム

World Hot News 〜America

from Mitsu

スリフトショップの思い出と宝探し

アメリカ生活は今年で17 年目になります。私は、様々な理由でスリフトショップを利用してきました。今回は、その私自身の体験談も交えながら、(フロリダ州)Tallahassee の街のスリフトショップについてお話したいと思います。

スリフトショップをハシゴする日本人

 アメリカのスリフトショップは、アメリカ人にとっては単なる中古品でも、日本人の私にとっては『お宝』を見つけるチャンスの場です!
 数年前、ヴィンテージPyrex コレクターの友人(日本人)に付き添って、あるスリフトショップへ行ったことがきっかけで、いつの間にか、私もすっかりPyrex ファンになってしまいました。今では、スリフトショップ巡りが、私たちの恒例行事となっています。

スリフトショップ宝探しの成果物!?私のお気に入りPyrex たちo(^ ▽ ^)o

 

 Pyrex は、一般的にアメリカ人にとっては、昔ながらのキッチングッズのメーカーに過ぎませんが、とっても可愛いデザインで、使うにもデコレーションにするにも抜群のグッズです(特に女性は、ご存知の方も多いかと思います)。友人と私は、スリフトショップ内に入った途端、「どこかに宝(Pyrex)が潜んでいるはず!」と、店内の隅から隅まで徹底的にPyrex 探し。「今日は収穫あり!」「今日は残念賞だね」などと言いながら、スリフトショップを梯子(はしご)して楽しんでいます。いくつも存在する家族経営の小規模なスリフトショップでは、すっかり店員さんとも顔馴染みで、"It's good to see you again." と挨拶するほどです(^^ ♪

goodwill(グッドウィル)

 アメリカ最大のスリフトショップの一つが『goodwill』です。私が暮らすTallahassee 市内にも10 店舗以上あり、「100%寄付」で集まったグッズを低価格で再販売しています。洋服や本、電化製品や家具、キッチン用品はもちろんの事、時には中古車も売っています。
 Tallahassee には、FSU・FAMU・TCC 等の大学やコミュニティーカレッジがあるので、入学の時期になると、学生寮やアパートメントでの新しい生活に向けて(家具や家電などを揃えるために)goodwill を活用している学生も沢山います。同じく卒業シーズンには、物凄い量の家具・家電が店頭に並びます。こういう光景を見ると、便利に、そして有効にリサイクルされている『モノの循環性』に感心させられるほどです。

今は、この看板のそばを通ると宝探しモードになってしまいます(^^)

 

 私たち夫婦の新婚時代は、あまり贅沢できる生活ではありませんでした。なので、goodwill で買ったソファーやテーブルなど、家の中には沢山のgoodwill グッズがありました。
しかし、当時は「新品で、もっと素敵な『モノ』に囲まれて新婚生活したい…」というのが本音でした。でも、あの頃を振り返り「あんな時代もあったから、今こうして夢のマイホームで生活できるんだよね」と、時折、主人と改めて話す事があります。そう考えると、新婚時代のあの『経験』もスリフトショップで見つけた『宝物』なのかもしません。

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MITSU

MITSU

国際結婚をして、夫の母国アメリカへ移住して17年。フロリダでは、設計会社のCAD-Tech部マネージャーとして5年間勤め、翻訳の仕事に専念する為に退社。現在は、日⇔英翻訳家として活躍中。Native English のフォローメールを担当しています。

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