ひねった言いまわし

【3465】It's like going around in circles.:まるで堂々巡りをしているようなものだ

アンちゃんのハローイングリッシュ

【フレーズ】It's like going around in circles.

《イッツライ(ク)ゴウイン(グ)アゥラウンディンサーコゥズ》

【意味】まるで堂々巡りをしているようなものだ

 

【ニュアンス解説】
今日のポイントは going around in circles という表現。 これは何かを成し遂げようとする際に、 結局いつも同じ問題や論点に戻ってしまい、 時間や労力を費やしている割に進歩や成果が得られない状態を指します。

【例文】

1. プロジェクト会議

A. We really need to come up with a solution.
<いい加減、解決策を見つけなくちゃならない。>

B. We're not getting anywhere.
<何も進歩してないものね。>

A. I know. It's like going around in circles.
<あぁ。まるで堂々巡りをしているようなもんさ。>

2. 将来の展望

A. You look stressed. Is everything okay?
<ストレスが溜まっているようだね。大丈夫?>

B. I've been thinking about the future of my career. My mind's just going around in circles.
<これからの仕事のことを考えてるんだけど。ただ堂々巡りしちゃうばっかりで。>

A. Try not to overthink or project too far into the future.
<考えすぎたり、あまり先まで想定しようとしすぎないことだね。>

go round in circles, run (a)round in circles といった表現も使われています。

 

今日のゲストコラム

World Hot News ~The Philippines

from Jun

びっくり!フィリピンの自動車保険

フィリピン、タガイタイからホットな情報をお届けします!今回は、フィリピンの驚くべき自動車保険についてお伝えします。

フィリピンの自動車保険はコスパが悪い!

マニラの中でも最も混雑しているディビソリアというエリアです。車と人があふれかえっています。

フィリピンでは今、住宅と並んで車を購入する世帯が急激に増えています。その結果、マニラなどの首都圏では慢性的な渋滞が発生しています。渋滞がひどいので多くの人が我先にと割り込みをしたり、スピードを出し過ぎたり、運転マナーの悪さが非常に目立ちます。 私も仕事柄、マニラまで車を運転して行くことが時々あるのですが、運転マナーの悪さにはいつも辟易し、恐怖を覚えることもあります(私が住んでいるタガイタイは田舎ですので運転はとてもしやすいです)。 そんなこともあり、自動車の任意保険に入ろうとして保険会社を訪れたことがありました。そこで最も驚いたのは、

◎保険料が意外に高い
◎補償額が非常に低い

という点です。車両タイプによって保険料は変わりますが、だいたい年間5万円くらいかかります。
一方、補償額は、対人補償が最大100万円、対物補償も最大100万円程度なのです(保険会社によっては補償額が50万円くらいのところもあります)。 つまり、万一車で事故を起こして相手に怪我を負わせたり、最悪死亡させることになっても、保険会社からは約100万円しかおりない…ということになります。

洪水が頻発する地域では保険は必須です。自然災害はActs of God(天災)と保険証に書かれています。

実際、昨年ある日本人の方が国道で自動車事故を起こし、はねられたフィリピン人の方が不幸にも命を落とされたのですが、その際の示談金は約50万円だったとニュースで流れていました(仮にフィリピン人がフィリピン人を死亡させてしまった場合は、約20万円くらいが相場だそうです)。 その前も、バスが高架から転落し、乗客が死亡した際も、死亡者には一律約10万円しか支払われなかったというニュースがありました。つまり、フィリピンでは任意保険に加入していたとしても、人身事故や対物事故における補償額が日本よりもはるかに安いということなのです。裏を返せば、たとえば自分が自動車事故に巻き込まれても、相手方からの補償はほとんど期待できない…ということでもあります。フィリピンでは自動車免許が非常に簡単に取得できるので、ほとんど練習をしていないドライバーや、交通ルールを理解していないようなドライバーが運転していることもあります。 私の場合は、とにかく自分が事故を起こさないよう毎日慎重に運転をしていますが、今後はさらに交通ルールに関する啓発が進み、セーフティードライバーが増えて行くことを期待しています。

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Jun

Jun

Face to Face English School 代表、GENSAI Career Consulting Corp 代表、フィリピンで英語の語学学校と人材紹介会社を運営。元心理士・社会福祉士。冗談が大好きな明るい関西人。https://www.f2fenglish.jp/

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