挨拶

【3397】Enjoy the rest of your day. :引き続きよい1日を

アンちゃんのハローイングリッシュ

【フレーズ】Enjoy the rest of your day.

《エンジョイザゥレストブユアデイ》

【意味】引き続きよい1日を/残りの1日も楽しんでください

 

【ニュアンス解説】
Have a good/nice day. などは別れ際の挨拶として定番ですが、今日は Enjoy the rest of your day. という、ちょっと普段とは違ったパターンをご紹介します。
意味はほぼ直訳通りで「今日の残りの時間を楽しんで/満喫してください」というニュアンス。タイミング的には午後に使うことが多いですね。

【例文】

1. お店のレジで

A. Thank you for shopping with us.
<当店のご利用、ありがとうございました。>

B. I'll see you around.
<じゃあ、また。>

A. Enjoy the rest of your day.
<引き続きよい1日を。>

2. 休暇中のホテルで知り合った宿泊客と

A. We're leaving today.
<私たちは今日帰るんですよ。>

B. Are you? We're flying out on Friday.
<そうなんですか?僕たちは金曜日に発ちます。>

A. It was nice meeting you. Enjoy the rest of your vacation.
<お会いできてよかったです。残りの休暇も楽しんでくださいね。>

例文2のように day の部分を他の単語に変えれば、色々と応用して使えますね。

 

今日のゲストコラム

マイケル・リーヴァスの英語のニュアンス教えてチャット

from Michael

タレントのマイケルさんが、英語の微妙なニュアンスの違いについて解説するこのコーナー。しかも、チャット形式で分かりやすくお伝えしますよ!
それでは、さっそく今回の質問に行ってみましょう。

have to とmust

 

Q
Q

中学校で習ったはずのhave to とmust の違いがわかりません。

先日、姪っ子に聞かれて「同じだよ…」とかわしてしまいましたが、これを機に覚えたいので解説をお願いします。

マイケル
マイケル

確かに、どちらも『~しなければいけない・~に違いない』ですが、must の方が言葉に重みがあり、個人的な義務感が含まれています。

I must help her because she helped me yesterday.(昨日彼女は私を助けてくれたから、今度は私が彼女を助ける番だ。)

一方、have to は親や上司に義務化されたことを行う時に使うことが多いです。

I have to do my homework because my mom will be angry if I don't.(宿題をしなければいけません。しなければ母親に怒られるから。)

My boss is working overtime, so I have to work overtime too.(上司が残業をしているので、私も残業をせざるをえない。)

Q
Q

must の【自らの意思】とhave to の【自らの意に反して】みたいな感じでしょうかね。

マイケル
マイケル

have to の方が若干やらされている感がありますね。ちなみに、人によってはhave to の変わりにhave got to と言う人もいますが、意味は全く同じです。また、似た表現でwill have to もありますが、must と意味はほぼ同じです。

違いがあるとすればwill には『快く~をする』という意味合いが含まれている程度です。

We'll have to meet up again and catch up on things.(まだ話したい事もたくさんあるし、また近々会わないとね。)

Q
Q

なるほど、なるほど。

マイケル
マイケル

さて、もう一つの違いですが、ある情報が絶対に正確である、もしくは絶対にこうであると確信を持っている時にmust を使用します。

You haven't had anything to eat all day? You must be hungry(. 今日何も食べていないの?絶対にお腹空いているでしょ?)

It must be warm in Hawaii right now.(今頃ハワイは暖かいのだろう。)

Q
Q

へぇ、そんな時にも使うんですね。これは勉強になります!

マイケル
マイケル

have to とmust の違いは少し伝わったと思いますが、実際のところ肯定文の時にはさほど違いはなく、否定文になった時にこそ、その違いは大きく現れます。must not (mustn't) は『絶対にしてはいけない』なので…

You mustn't touch this button. It'll destroy the machine.(機械を壊してしまうので、絶対にこのボタンは押してはいけません。)

We mustn't talk about our plan because it's top secret.(我々の極秘計画について絶対に話してはいけません。)

マイケル
マイケル

それに対して、don't have to は『やらなくても良い』といった程度ですので…

You don't have to sing if you don't want to.(歌いたくないなら無理しなくても良いよ。)

We don't have to make it to the party by 7pm.(19時にパーティーに間に合わなくても大丈夫ですよ。

Q
Q

ずいぶんと意味に差が出るんですね…。

初めて知りました!

マイケル
マイケル

強い義務感がある時は必ずmust です。確かに義務感が強いhave to もあるのですが、『なんとなくしないとな~』ぐらいソフトな場面でも使用できるのがhave to だと思っていてください。

Q
Q

分かりやすい解説、本当にありがとうございました。またよろしくお願いします!

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Michael Rivas

Michael Rivas

日本生まれ、ハワイ育ちのバイリンガルタレント。NHK「リトルチャロ」シリーズのメインMCに抜擢されブレイク。小社刊「Native English」付属CD、小社刊「Native English Business」付属DVDに出演。現在も歌手、リポーター、ラジオパーソナリティー、声優など各方面で活躍中。

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