雛の水泳練習

ひねった言いまわし

【3389】I'm just getting my feet wet. :まだ始めたばかりだ

アンちゃんのハローイングリッシュ

【フレーズ】I'm just getting my feet wet.

《アイムジャス(トゥ)ゲリンマイフィー(トゥ)ウェッ(トゥ)》

【意味】まだ始めたばかりだ

 

【ニュアンス解説】
水を怖がる人がまず足だけを水の中に入れてみる、そんな光景をイメージするとわかりやすいのが今日のフレーズです。
get one's feet wet は「手始めにやってみる」「新しいことにトライしてみる」という意味。今まで経験のないことにチャレンジする、といったニュアンスになります。

【例文】

1. 転職でヨガのインストラクター

A. I only teach one class a week.
<週1回しか教えていないんです。>

B. You should teach more often. You're an excellent instructor.
<もっと教えればいいのに。あなたは素晴らしいインストラクターだわ。>

A. Thank you. I'm still just getting my feet wet.
<ありがとうございます。まだ教え始めたばかりなんですよ。>

2. インターン

A. Are you interested in working as an intern at a local hospital?
<地元の病院でインターンとして働くことに興味はあるかい?>

B. Yes, I am definitely interested.
<はい、とっても。>

A. Fantastic. It'll be a great experience for you to get your feet wet in the medical field.
<よかった。医療業界に足を踏み入れてみる、よい機会になるさ。>

「まだ新しく始めたばかり」と説明したい時は、ぜひこのフレーズを思い出して使ってみましょう。

 

今日のゲストコラム

World Hot News 〜Philippines

from Jun

フィリピンのお祭りHoly Week

フィリピンはタガイタイからホットな情報をお届けします!今回は、フィリピンの重要なお祭り「ホーリーウィーク」(Holy Week) についてお話しします!

大型連休で国はキリスト教一色

  キリスト教の国フィリピンにおいて、最大の行事はなんと言ってもキリストの誕生を祝うクリスマス(聖誕祭)ですが、実はもう一つ非常に重要な行事があります。
それは、キリストの十字架での死と復活を祝うホーリーウィークと呼ばれる一週間にも渡るお祭りです。
 具体的には、イースター(復活祭:2016年の場合は3月27日)に至るまでの一週間で、とりわけ24日(木)~27日(日)までの期間は以下のような厳かな儀式が執り行われます。

実際に手足に本物の釘を打ち込み、十字架に磔にされます。

 

3月24日:木曜日(Holy Thursday)
キリストが有名な「最後の晩餐」を開いた木曜日を祝います。その出来事を回顧するミサが行われ、聖餐のサクラメントが教会で行われます。街のあちこちで「Passion」と呼ばれるキリストの受難詩を詠唱する歌声が聞こえてきます。

3月25日:金曜日(Good Friday)
キリストが「十字架で人間の罪を背負って死なれた」金曜日です。ペニテンシア(penitencia;悔い改め)と呼ばれる儀式が各地で行われます。最も有名なのが、パンパンガ州サンフェルナンド市の磔刑儀式(マレルド)です。数多くの人が自らの背中を鞭で打ち、体から血を流しながら市内を歩きます。また志願者数名が毎年十字架に実際に磔にされる危険な儀式としても有名です。

3月26日:土曜日(Black Saturday)
キリストが十字架上で死んでから復活するまでの悲しみの土曜日です。教会では徹夜の祈祷会などが行われ、また肉食を避ける断食なども行われます。

3月27日:日曜日(Easter Sunday)
キリストが「十字架の死から復活した」日曜日です。街中ではキリストの復活をお祝いする劇が行われたり、イースターエッグのイベントが開催されたり、お祝いムードが最高潮に達します。

 このように、フィリピンでは、ホーリーウィークはクリスマスに次ぐとても大事なイベントです。敬虔な宗教心から出ている行為もあれば、なんとなくお祭りムードでイベントに参加している人ももちろんいます。

 全員が全員、聖書の史実を理解しているわけでも、またそのことを想って行動しているわけでもありませんが、それでもアジア最大のキリスト教国であるフィリピンでは、こういった国をあげてのイベントが行われ、数多くの人が祈りの中で時間を過ごしています。
 フィリピンは日本に最も「近い」東南アジアの国ですが、スペインやアメリカに支配されていたという歴史もあり、その文化や風習は日本とかなり異なる部分があります。ぜひ一度、フィリピンの「お祭り」を体験していただきたいと思います!

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Jun

Jun

Face to Face English School 代表、GENSAI Career Consulting Corp 代表、フィリピンで英語の語学学校と人材紹介会社を運営。元心理士・社会福祉士。冗談が大好きな明るい関西人。https://www.f2fenglish.jp/

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