こんにちは、YOSHIです。
「英語が読める」ということができれば情報面でかなりのアドバンテージになります。
逆を言えば「英語が読めない」とかなり損をすることになります。なぜなら、英語が読めないと、「日本語だけの情報」に限定されてしまうからです。
事実として……日本語のウェブサイトは、2019年9月時点で全体のわずか3.4%しかないと言われています。情報が溢れているようにみえる日本語のウェブサイトですが、実は世界を視野に入れると、ほんの一部にすぎません。
それに比べて、英語で書かれた情報は全体の54.4%。単純計算で16倍の情報量です。
つまり英語が読めるようになると気軽に、欧米のウェブサイトから最新の情報を得られるようになり、仕事やビジネスでは、ライバルに「圧倒的な差」をつけられます。
ですので、ぜひ英語を読めるようにして英語サイトからの情報を拾うことも意識しておいてください。
さて、この「他に差をつける」というフレーズ。
英語でなんて言うのでしょうか……?
答えはこちら。《今日のフレーズ!》
↓
【フレーズ】 ahead of the game
《アヘッドブザゲイム》
【意味】他に差をつける/優勢な立場になる
【ニュアンス解説】
昨日もご紹介した ahead を使ったフレーズです。
ahead は「前方へ」「先へ」の他に「優勢に」「リードして」といった意味があります。
ahead of the game は「試合などで相手よりも優勢な立場にいる」状態を指します。ここでは game という単語が使われていますが、これは「成功に近づいたりよい結果が得られそうな状態」を指し、スポーツなどの試合に限った表現ではありません。
【例文】
1. 締め切りは来週
A. My report is about 90% done.
<レポートは9割方終わってるよ。>
B. Is it due this week?
<締め切りって今週?>
A. No, not until next week. I want to be ahead of the game this time.
<いや、来週だけど。今回は他に差をつけるんだ。>
2. 新規プロジェクトに参入
A. It was a bold move.
<大胆な行動に出られましたね。>
B. In order for us to stay ahead of the game, we need to do something different.
<トップに立ち続けるためには、他と何か違うことをする必要があるわ。>
A. I couldn't agree with you more.
<まったくおっしゃる通りです。>
be, stay, keep といった動詞と組み合わせて使われることが多いです。
"pretty" で表現するニュアンスの程度について
from Staff
pretty scary は「かなり怖い」、一方で I'm pretty good. となると今度は「まあまあだよ」という意味に。
両者は日本語的に考えると、「かなり」と「まあまあ」で程度に差があります。果たしてどういうニュアンスなのでしょう?この場合、pretty という単語は、実は「話し手の主観による」ところがかなり大きく、どの程度の調子をさすのか一概には言えない部分があります。
たとえば、ある人にとっての pretty scary が「かなり怖い」でも、別の人にとっては、「それなりに怖い」という解釈の場合もあります。また、I'm pretty sure ~.(おそらく~だと思う)というフレーズがありますが、これも、ある人にとっては「かなりの確率で」そう思っているとしても、別の人にとっては、「たぶんそうだと思う」程度のこともあるのです。このあたりは、実際の話の流れや話し手の口調、表情から判断しなければなりません。
なお、「かなりいい調子だよ」と表現したい場合、以下のようになります。
I'm doing really well.
かなりいい調子だよ。
It's going very well.
とってもいい感じにいってるよ。
「叶いそうにない願望」を表現するフレーズとは?
テストを受けていた際、あまりに問題数が多く、「もっと問題が少なければいいのに……」と思ったとします。これを英語で表現すると、どうなるでしょうか?
この場合「~だったらいいのになぁ」というような、叶いそうにない願望には、I wish +動詞の過去形を使います。
たとえば、以下になります。
I wish he were 10 cm taller.
彼、あと10センチ、背が高ければいいのに。
I wish I won 300 million yen in the year-end Jumbo lottery ticket.
年末ジャンボで3億円当たればいいのになぁ。
I wish Johnny Depp were my English teacher.
ジョニーデップが英語の先生ならいいのに。
さて、冒頭の表現についてです。
question は数えられる名詞なので、「少ない」の比較級の fewer を使い、以下のようになります。
I wish this test had fewer questions.
もっと問題が少なければいいのに。