ネガティブなフレーズ

【3500】behind closed doors:非公開で/人の目の届かないところで

アンちゃんのハローイングリッシュ

【フレーズ】behind closed doors

《ビハイン(ドゥ)クローズ(ドゥ)ドアーズ》

【意味】非公開で/人の目の届かないところで

 

【ニュアンス解説】
closed doors は「閉じた扉」ですから、全体で「閉ざされた扉の裏側で」という訳になります。
会話の中では「秘密裏に」「非公開で」または「人の目の届かないとこで」というニュアンスで使われています。

【例文】

1. 人選会議

A. I don't understand how Michael got the director's role.
<マイケルがどうやってディレクターの役職をゲットできたのか理解できない。>

B. Who knows what they discuss behind closed doors?
<非公開の席で何が話し合われてるかなんて、誰にもわからないよ。>

A. It's so frustrating.
<本当に癪に触るわ。>

2. 友人が離婚

A. I still can't believe Chris and Liz are no longer together.
<クリスとリズが別れちゃったなんて、今でも信じられない。>

B. *Me either. They looked so happy together.
<僕も。2人は幸せそうに見えたのに。>

A. I guess no one really knows what goes on behind closed doors.
<人の目の届かないところでは実際何が起こってるかなんて、誰にもわからないものね。>

今日のフレーズは直訳なので、わりと覚えやすいですね。

(*文法的には ”Me neither” が正しいですが、口語的な表現では ”Me either” を使うときもあります。他にも ”Neither can I” ”I can't either” という表現もありますので、あわせて覚えてみましょう。)

今日のゲストコラム

リーディング力UP! Christian's Articles

from Christian

イングランドのゴシック建築
Gothic Architecture in England

日本国内を旅すると、場所によって建物の建築様式が違うことに気づきます。例えば、沖縄の琉球建築や都会の帝冠様式などです。海外でも、イスラーム建築やギリシア建築など、国や文化によって様々な建築様式があります。皆さんは、ヨーロッパで12世紀から人気となった建築様式をご存知でしょうか?

There are many types of architecture from many different countries and cultures.

Gothic architecture was popular in Europe from the 12th century until the 16th century.

It features pointed arches, high towers, stained glass, statues, and more.

Many buildings were built in this style in England, especially churches.

Wells Cathedral is a dramatic Gothic church.

The Cathedral is very large, and still has many original stained glass windows.

It was built between 1175 and 1490 - over 300 years!

The central tower is 55 meters tall, and the Cathedral is over 126 meters long.

Go to Wells, England to see this magnificent Cathedral for yourself!

《日本語訳》

色々な国や文化には、様々な建築様式があります。

12世紀から16世紀にかけて、ヨーロッパではゴシック建築が人気でした。

尖頭アーチや高い塔、ステンドグラス、そして像などがその特徴です。

イギリスの建物、特に教会は、ゴシック様式で建てられたものが多数あります。

ウェルズ大聖堂は、印象的なゴシック様式の教会です。

この大聖堂はとても大きく、建設された当時のままのステンドグラスが多く存在しています。

1175年から1490年まで、300年以上かけて建設されました。

中央には高さ55メートルの塔があり、大聖堂の全長は126メートル以上です。

ぜひイングランドのウェルズに行って、この見事な大聖堂をご自身の目で見てみてください!

 

Christian のひとこと!

僕は旅行する時に、それぞれの国や文化の歴史的な建物を見るのが好きです。特にヨーロッパの大きな教会やアジアのお寺。古い建物を見ると、デザインした人が何を考えていたのか?作った人はどんな生活をしていたのか?当時の人は、初めて見た瞬間に感動したのか?過去のことを考えて、感動したりします。今まで見た建築の中で印象に残っているのは、ウェルズ大聖堂を初めて見た瞬間です。とても感動しました。数年前の5月に母親(65歳)と祖母(91歳)の3人でイギリスに行った際、母親が「ずっと行ってみたかった町があるから一緒に行こう」と言いました。僕はウェルズという名前すら知りませんでしたが、ウェルズへとレンタカーで向かいました。 ようやくウェルズに到着すると、雨は降っていませんが、霧がちょっと濃い。前に行ったことのあるイギリスの田舎町に似ていたため、「なんで母はこんなところに来たかったんやろ」と思いましたが、その瞬間に、目の前に高さ55メートルの大聖堂の塔が現れました。ウェルズ大聖堂を目にした途端に言葉を失ってしまい、言葉では表現できない感情がどこからか浮かんできました。写真だけでも「綺麗!」などと思うかもしれませんが、機会があればぜひ、ウェルズ大聖堂へ行ってみてください!

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Christian Traylor

Christian Traylor

アメリカ アトランタ出身。2010年サウスカロライナ大学音楽学部作曲科を卒業。2011年より高知県で英語講師として勤務。2013年より東京に拠点を移してからは英語教材の作成、翻訳、作曲などマルチに活動中。

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