ひねった言いまわし

【3476】It's just another superhero story.:ありきたりのヒーローものに過ぎない

アンちゃんのハローイングリッシュ

【フレーズ】It's just another superhero story.

《イッツジャス(トゥ)アナザースーパーヒィゥロウストーゥリィ》

【意味】ありきたりのヒーローものに過ぎない

 

【ニュアンス解説】
ポイントは just another の部分です。 another は 「もう1つの」という意味ですが、 just と一緒に使うと 「単にもう1つの〜にしか過ぎない」「ありきたりの〜でしかない」 という意味になります。

【例文】

1. 漫画家志望

A. You need to work on the content more.
<内容をもっと充実させなきゃ。>

B. I thought I did.
<そのつもりでしたが。>

A. It's just another superhero story. Nothing creative, in my opinion.
<ありきたりのヒーローものに過ぎないわ。私に言わせれば、クリエイティブの欠片もない。>

2. バンドメンバー募集

A. What do you think of Larry?
<ラリーをどう思う?>

B. I like him a lot. He would be a good fit for our band.
<すごく気に入ったよ。うちのバンドにピッタリだと思う。>

A. He's not just another drummer. He's fantastic!
<彼はそこら辺のドラマーとは違う。素晴らしいわ!>

例文2のような否定文にすると「ありきたりの〜とは違う」と強調のニュアンスを 加えることができます。

 

今日のゲストコラム

暮らしの中のEnglish

from Chika

Sense of humor(1)

オーストラリアには皮肉(sarcasm、サーカズム)で笑いをとるジョークがあるのですが、初めの頃はそれに慣れず笑っているみんなの中でポツン…。しかし、今では地元のお友達や会社の同僚までもを驚かせる sarcastic jokes が話せるまでになりました!今回はちょっと毒舌かもしれませんが、ここオーストラリアでは笑いがとれる sarcastic ジョークをご紹介します!

よく似合ってるね!?

Tom : Nice haircut, Josh. Did you get run over by a lawnmower?
Josh : Thank you.

トム : ヘアカットがよく似合ってるね。芝刈り機にひかれちゃったの?
ジョシュ :(皮肉と分かっている表情で)ありがとう。

ヘアカットをしたお友達に使える、ちょっとした笑いがとれるジョークですよね!

どちらがダサい?

David : Hey Greg, did you get dressed in the dark this morning?
Greg : Yeah, very funny David! I like your shirt though, does your girlfriend mind you wearing her clothes?

デービッド : おいグレッグ、今朝は暗闇で着替えたの?
グレッグ : そうだよ。面白いなデービッド。君のシャツいいね。彼女の服着ても何も言われないのかい?

デービッドが「おまえの服ダサいな」と直接的に言わず、間接的な表現を使っています。 そしてグレッグも「女性用の服みたいだな」と直接的な表現を使わず、ジョークを使って仕返ししています(笑)。

みんなを代表して…

John : Did your grandmother give you that skirt? It looks like a hand-me-down from an old lady's.
Sarah : Hey, John! You’re rude!
John : I'm not rude. I’m just saying what everyone else is thinking.

ジョン:そのスカートは君のおばあちゃんからもらったの?年配の女性からのおさがりみたいだよ。
サラ:ちょっとジョン!あなた不作法ね!
ジョン:僕は不作法じゃないよ。みんなが思っていることを言っただけだよ。

サラはジョンから失礼なことを言われて怒っていますが、ジョンから追い打ちをかけるような一言をもらったことでもっと怒っているはずですね!オーストラリアではあくまでもジョークですが、時に相手を傷つけることもありますので気をつけてください! 周囲からは絶対(くすくす的な)笑いをとれるはずですが…(笑)。

いかがでしたでしょうか?まだまだある英会話ジョークは次回に続きます!

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Chika

Chika

翻訳者、ライター。オーストラリアに移住して7年。2歳になる息子とオーストラリア人のフォトグラファー/イラストレーターの夫の3人でカントリーライフを満喫中。暮らしの中のENGLISH も担当しています。

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