【フレーズ】a wolf in sheep's clothing
《アウォルフィンシープズクロージング》
【意味】羊の皮をかぶった狼
【ニュアンス解説】
凶暴な狼とは相反して、羊は温厚で無害ですよね。
そこから、a wolf in sheep's clothing は、一見無害または友好的に見えて、中身は有害であったり、残酷である人のことを言います。
【例文】
1. オンラインで出会った男性
A. Hey Nancy, what's up?
<やぁナンシー、どうした?>
B. I met a guy online a while ago, and he asked if we could meet face to face. He seems really nice.
<この間オンラインで男性と会ったんだけど、その彼が直接会えないか?って。すごくいい人に見えたわ。>
A. Be careful. You never know, he might be a wolf in sheep's clothing.
<気をつけて。人は見かけによらないから、彼は羊の皮を被った狼かもしれないよ。>
2. 越してきた隣人
A. Did you meet your new neighbor?
<新しいお隣さんはもう会った?>
B. Yes, she seems like an easy going person, but she was also like… well, kind of weird.
<ええ、彼女はおおらかな人に見えたけど、なんていうか…えっと…ちょっと変なのよ。>
A. Weird? Well, don't let your guard down. You never know if someone's really a wolf in sheep's clothing.
<変?そういうことなら、油断しない方がいいよ。人は内に何を隠し持っているかまったくわからないからね。>
日本語にも「化けの皮が剥がれる」「猫をかぶる」のようなフレーズがありますが、何かを装って自分の本性を隠すのはどの国でも共通なのですね。