【フレーズ】be sensitive to (about) ~
《ビーセンシティブトゥ》
【意味】~に敏感
【ニュアンス解説】
be sensitive to ~ の場合には、「〜に対して鋭い感性を持っている」というコアイメージがあります。
主に外的な刺激であることが多いです。
たとえば、sensitive to criticism(批判)/ cold(寒さ)/ the emotions of others(他人の顔色)/ the needs of others(相手が必要としていること)/ pollen(花粉)のように、「敏感ですぐに反応してしまう」といったニュアンスです。
一方の be sensitive about ~ は、もっとデリケートなニュアンスになります。
たとえば容姿、肌荒れ、家庭事情など、自分のコンプレックスに感じていることなどを「すごく気にしてしまう」といった意味合いです。
【例文】
1. 容姿を気にする娘
A. My daughter is very sensitive about her appearance these days.
<私の娘最近、見た目にとても敏感なの。>
B. Your daughter is 15 years old or so, right? I think that's normal at her age.
<君の娘さんは15歳かそのくらいだろ?年頃の子には自然なことだよ。>
A. I know, but I think she cares a little too much.
<分かってるわ、でも彼女は少し気にしすぎだと思うの。>
2. 叔母の香水
A. Wow, that is some heavy perfume Auntie is wearing?
<うわ、おばさんの香水の匂いきつくない?>
B. I know! But she always puts it on heavy.
<だよね!でもおばさんはいつも香水をめっちゃ付けるんだよね。>
A. I guess I must be more sensitive to smells these days.
<私、最近匂いに敏感になった気がするわ。>
日本語だと「敏感な・繊細な」という形容詞は、「ナイーブ」で表現されることが多いです。
しかし英語で naive は「無知な・騙されやすい・子どもじみた」というネガティブな意味に捉えられ、少しニュアンスが異なってしまいます。
「繊細な・敏感な」という意味で使うなら、sensitive を選びましょう。