【フレーズ】mistake ~ for ~
《ミステイクフォァ》
【意味】〜と〜を間違える/勘違いする
【ニュアンス解説】
mistaken A for B のパターンで「AをBだと間違える」という意味。人間違いをした時や、何かを別の何かと勘違いした時に使います。
【例文】
1. 駅前で
A. I saw you at the station last night.
<昨晩、駅であなたを見かけたわ。>
B. It wasn't me. It was probably Chris.
<それは僕じゃないよ。おそらくクリスだね。>
A. Oh. I always mistake you for your brother.
<あら。私、いつもあなたとお兄さんを間違えちゃうのよね。>
2. 勇気を持って告白するも・・・
A. I'm so embarrassed.
<本当に恥ずかしいったらありゃしない。>
B. Don't be. You'll always be a good friend to Ryan.
<恥ずかしがることないよ。君はライアンにとってこれからも良い友達だ。>
A. I guess I mistook friendship for love.
<私、友情と愛情を勘違いしてたみたい。>
シンプルな言い方なので、ぜひ使いこなせるようになるまで繰り返し練習してみてください。
失敗から学ぶ!
使えるビジネス英語
from Asari
ビジネスメール【前半】
英語が苦手なヒロシ君が、実体験をもとにビジネス英語の理解を深めていくこのコーナー。今回はビジネスでよく目にするメールについての知識を深めましょう!
【メールで引合いをする】
*アリサはヒロシの上司
アリサ:ヒロシ君、クライアントから急ぎでブレンダ―100個の受注が入ったの。イギリスのヴィーナス・コーポレーションに在庫の問合わせしてもらっていいかしら?価格の交渉もお願いね!
ヒロシ:アリサさん、了解です!(よーし!英語で初メールに挑戦だ!)
To: Venus Cooperation
RE: Question
Dear gentleman,
My name is Hiroshi Sakurai from Phoenix Japan Ltd.
How are you doing?
I am going to buy 100 of your blender no. 123785.
Do you have them?
Please sale this to me at the cheapest price.
I want your answer ASAP.Thank you!
Hiroshi
International Sales Department
Phoenix Japan Ltd.
皆さんは10個のヒロシ君の間違いに気づかれましたでしょうか?まずは、ヒロシ君のメールを訳してみましょう!
ヴィーナス・コーポレーションさま
質問に関して
紳士の方へ
フィニックス・ジャパンのサクライヒロシと申します。
調子はいかがですか?
貴社のブレンダ―、型番123785を100台購入するつもりです。
ブレンダ―はありますか?
最安値でお売りください。
出来るだけ早く返事が欲しいです。ありがとう!
ヒロシ
国際セールス部
フィニックス・ジャパン
というニュアンスで、とてもカジュアルな文面となっており、とてもビジネス文書レベルではありませんね。
初心者の方には、いきなりビジネス英語は難しいかもしれませんが、最初は例文をそのまま真似て、そこから状況に応じてアレンジしていく方が良いでしょう。では、ひとつずつ修正していきましょう!
【①会社名のスペルミスに注意!】
◆「ランチ中です」と回答する時は?
相手の会社名は十分に確認して、絶対にスペルミスをしないように注意しましょう!ここを間違えると、自分の会社の信用度に関わります。ヒロシ君は、Corporation(会社)をCooperation(協力)と勘違いしていますね!似た単語なので混同しないようにしましょう。
✕誤り:Venus Cooperation
〇正解:Venus Corporation
【②メールの主旨は何とすればいい?】
取引先にメールを送る理由は問合せが多いと思います。ヒロシ君の Question も間違いではありませんが、一般的には Inquiry という語を使います。また、この場合は注文の問合せですので、Order Inquiry とするとよりわかりやすいですね。
△誤り:RE: Question
〇正解:RE: Order Inquiry
【③『〇〇様へ』はどう表現するのがいい?】
取引先にメールを送る理由は問合せが多いと思います。ヒロシ君の Question も間違いではありませんが、一般的には Inquiry という語を使います。また、この場合は注文の問合せですので、Order Inquiry とするとよりわかりやすいですね。
△誤り:Dear gentleman,
〇正解:Dear Sirs / Madams;
ヒロシ君の Dear Gentleman も誤りではありませんが、ビジネスで一般的に『〇〇様へ』とする時には、Dear Sirs / Madams が丁寧でいいですね。他には To Whom it may concern(担当者へ)等もグッドです!
【④How are you? / How are you doing?は必要?】
言葉のコミュニケーションでは「How are you?」や「How are you doing?」などの挨拶が一般的ですし礼儀となっていますが、ビジネス文書においては一般的ではなく、むしろ不自然な感じがしますので不要です。カジュアルな文書ではもちろんOKです。
△誤り:How are you doing?
〇正解:不要
いかがでしたか?5つ目以降は次回に続きます!
Asari
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