【フレーズ】rush into ~
《ゥラッシュイントゥ》
【意味】早まって〜する
【ニュアンス解説】
「大急ぎでする/焦る」という意味の rush です。 rush into 〜 ing で「早まって〜する」「慌てて〜する」 という意味になります。後ろに名詞を続けてもOKです。
【例文】
1. 嫌な上司
A. What happened?
<どうしたんだい?>
B. I can't stand my boss! I'm leaving.
<上司にもう我慢できないの!やめてやるわ。>
A. Hey, don't rush into quitting your job.
<おい、早まって仕事をやめたりするな。>
2. 友人に相談
A. You don't have to rush into getting married.
<慌てて結婚することなんてないよ。>
B. I kind of feel pressured from everyone, you know?
<ちょっと周りからのプレッシャーもあるっていうか…わかる?>
A. Then don't do it.
<それなら、結婚なんてするなよ。>
よく考えずに焦って決断してしまいそうな相手がいたら、 ぜひこの表現を思い出して使ってみてくださいね。
マイケル・リーヴァスの英語のニュアンス教えてチャット
from Michael
タレントのマイケルさんが、英語の微妙なニュアンスの違いについて解説するこのコーナー。
しかも、チャット形式で分かりやすくお伝えしますよ!それでは、さっそく今回の質問に行ってみましょう。
go to / go for / go on の違い
go to / go for / go on の使いわけと、Go for it.にどうして「応援している」や「頑張ろう」という意味が含まれるのか教えてください。
3つとも基本的には「~に行く」ですが、go to は建物、国、施設など行く場所が具体的に特定されている時に使います。
I have to go to Roppongi Hills.(六本木ヒルズに行かないといけない。)
We went to Paris last week.(我々は先週パリに行った。)
Let’s go to the gym.(一緒にジムに行こう。)
「~に」という目的地が具体的な場合は、go to である…と。
go for は、場所よりも行く目的を強調する時に使います。イメージとしては「~に向かって」です。go for の後には名詞か動作名詞が続きます。
We went for pizza yesterday.(昨日みんなでピザを食べに行ったよ。)
Let’s go for dinner tomorrow.(明日一緒に夕食でもどう?)
I’m going for a haircut.(これから髪を切りに行く。)
Do you want to go for a walk?(一緒に散歩にでも行く?)
どこの町や店名は決まっていないけど、「髪を切る」「食事に行く」という目的は決まっている場合は go for なんですね。go to と go for は明らかに違うんですね。
その他、go for で人を何処かに誘う時などに使えるパターンは以下の通りです。
Let’s go for a drive. (ドライブに行こう。)
Let’s go for a drink. (飲みに行こう。)
Let’s go for a swim. (泳ぎに行こう。)
ちなみに、人を応援する時に Go for it !と言います。 勝利や成功という目的に「向かっていけ!」のニュアンスが含まれているからです。
人を誘う場合でも、応援する場合でも、そこに「目的」があるのが go for ですね(^o^)
最後に、 go on は「目的地」も「目的」も明らかではないけど「~に行く」こと自体を指します。
I’m going on a journey.(私は旅に出かける。)
We’re going on a hike.(我々は登山に行く。)
The kids went on a field trip.(子供達は遠足に行きました。)
go on は、go for と似ていて混乱しますね…。旅行や登山は目的のようにも思えますが…。
旅行の目的は「観光」、「ショッピング」、「自分探し」のどれなのか分かりませんし、 登山の目的は…文字通り「山を登ること」ではなく「きれいな空気を吸ってストレス発散」かもしれないし「ダイエットのため」かもしれない。でも、とにかく旅行や登山に行くことだけは決まっているということです。
なるほど!言われてみれば確かにそうですね(笑)スッキリしました。
ちなみに、go on+動名詞で「続く」という意味合いになります。
He went on speaking for many hours.(彼は何時間も話し続けた。)
I can't go on working like this.(こんな状況/条件では働き続けられないよ。)
The show will go on playing for another year or so.(ショーはこの先一年は続くだろう。)
また、少しカジュアルな表現ですが、人に挨拶する時に良く使えるフレーズとして、 What's going on?(何しているの?) も是非覚えておきましょう。
go on には使い方によっていろいろな意味があるんですね。大変勉強になりました!