おいしそうなスープ

ポジティブなフレーズ

【3345】Nothing beats Mom's homemade soup. :母のお手製スープに勝るものはない

アンちゃんのハローイングリッシュ

【フレーズ】Nothing beats Mom's homemade soup.

《ナッスィン(グ)ビーツマムズホウムメイドスープ》

【意味】母のお手製スープに勝るものはない

 

【ニュアンス解説】
今日のポイントは文頭の Nothing beats の部分です。
ここでの beat(s) は「打ち負かす」「勝る」という意味で主語が nothing なので、全体で「〜に勝るものは何もない」「〜は最高だ」というニュアンスになります。

【例文】

1. 風邪でダウン

A. I brought some chicken soup for you.
<チキンスープを持ってきたぞ。>

B. Did Mom make that?
<お母さんが作ったの?>

A. Yes, she did. Nothing beats Mom's homemade soup.
<そうだよ。母さんのお手製スープに勝るものはないよな。>

2. 久々の日本旅行

A. I'm so excited to go to the local hot spring.
<現地で温泉に行くのが超楽しみだよ。>

B. Me, too!
<私も!>

A. Nothing beats the hot springs at this time of year.
<この時期の温泉は最高だよね。>

このように否定語を文頭においた表現はちょっと違和感があるかもしれませんが、使いこなせると表現の幅もかなり広がりますからぜひ覚えてくださいね。

 

今日のゲストコラム

World Hot News 〜America

from Mitsu

『コンビニ』で、アメリカを満喫!?

 往復3週間のドライブで、初めてアメリカ南部旅行をしたとき……観光スポットも満喫しましたが、旅の途中で立ち寄る、各地の「ガソリンスタンド」が、予想外にすごく楽しかったのを覚えています。

Gas Station と Convenience Storeは、ほぼ同義語

 私が暮らす Tallahassee を含む、アメリカの大半のエリアでは、日常生活に車が欠かせません。昔は、ガソリンスタンド単独でしたが、時代を経て、そこにコンビニが付随するようになり、今では2つがセットになっているパターンが殆どです。アメリカでは、「Gas Station」と「Convenience Store」を同義語と言っても過言ではないくらいの感覚です。

大きなガススタンドの風景

近所のコンビニ『GATE』にて。車12台分の給油ポンプは一般的です

アメリカ旅行のお土産は『コンビニ』で

 コンビニには、各土地の風情がさりげなく、そしてリアルタイムで溢れています。例えば、スポーツイベントが近づくと、地元の大学チームやプロチームのグッズがコンビニの店内に並びます。冷蔵庫に貼るような地図の形をしたマグネットや、その地域ならではの日用雑貨など、店舗の所在地によって品揃えが異なるので、その州・町のユニークなお土産のお買い物もできます。空港や観光地のお土産屋さん同様、もしくはそれ以上のお土産を、街中にある平凡なコンビニでゲットするのも、なかなかオススメです。

ビールの空き箱で作られた)アメフトプレイヤーのディスプレイ

ビールの空き箱で作られたアメフトプレイヤーのディスプレイ

 

コンビニで見つけた私の憧れ~アメリカン~

 コンビニで、いつも一番大きなサイズのドリンクを買う夫に、「大きすぎだよ!飲みきれないでしょ!」と、よく言っていた私なのですが…「アメリカ人みたいに、ジャンボサイズのジュースを普通に飲めるようになりたいな」と、密かに憧れていました(笑)飲みきれないことを承知で、買い続けていたことがあります。16年前の話です。(ちょっとコミカルな出来事でしたが)今、改めてあの頃の自分を振り返ってみると…当時は、移住して間もない頃だったので、「アメリカらしさ・アメリカの日常」みたいなものに対して「慣れたい・慣れなくっちゃ」の意識がフルパワーで働いていたのかもしれない、とも思います (^^)

“The grass is always greener on the other side”

 以前は、たかがコンビニにも「アメリカだ!」と興味津々になって大喜びしていましたが、今では逆に、日本のコンビニに売っていそうな商品を見つけると、その「日本っぽさ」が懐かしくて大騒ぎしてしまいます。海外で生活していると、『コンビニ』のような、当たり前過ぎて見逃しがちなモノの中にさえ、二国間の違いや共通点を比較するようになります。また、海外生活が長くなるにつれて、自分の心情や感覚の変化などが、思いがけないところに反映されていくものも興味深いです。

 ちなみに「憧れだったXLサイズのコンビニのドリンク」ですが、今では余裕で飲み干せる私の定番サイズとなりました。『慣れ』って、スゴイ(恐ろしい)ですね……(笑)

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MITSU

MITSU

国際結婚をして、夫の母国アメリカへ移住して17年。フロリダでは、設計会社のCAD-Tech部マネージャーとして5年間勤め、翻訳の仕事に専念する為に退社。現在は、日⇔英翻訳家として活躍中。Native English のフォローメールを担当しています。

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