【フレーズ】There are a few loose ends to tie up.
《ゼアラァフュウルースエンズトゥタイアッ(プ)》
【意味】仕上げなくちゃならないことがまだ2、3残っている
【ニュアンス解説】
直訳では tie up が「くくる/縛る」、loose ends は「くくられていない紐の端っこ」という意味。
この表現では loose ends は「未完成の仕事/やり残し」を比喩的に指しており、tie up loose ends で「未処理の部分を仕上げる/やり残しを終わらせる/片付ける」となります。
【例文】
1. プレゼンの準備
A. Are you all set for tomorrow?
<明日の準備は万端?>
B. There are a few loose ends to tie up but it's pretty much ready.
<仕上げなくちゃならないことがまだ2、3残ってるけど、ほぼ準備はできてるわ。>
A. Great.
<よかった。>
2. 休日出勤
A. I have to stop by the office today.
<今日はオフィスに寄らなきゃだ。>
B. Do you have to work on Sunday?
<日曜も働くの?>
A. Well, I have to tie up a few loose ends before we go on vacation.
<あぁ、休暇に出掛ける前に2、3仕上げなくちゃならなくてね。>
ルーズな紐の端っこをしっかり縛る=仕上げる、と覚えるとイメージしやすいかもしれませんね。
「すぐに」「あっという間に」という場合。
from Staff
「すぐに」「あっという間に」と表現するフレーズ。
all too soon と in no time の違いや使い分けについてです。
all too soon は「残念なくらいあっけなく・あっという間に」という意味です。思っていたよりも短い、というニュアンスが込められており、
The show was over all too soon.
そのショーはあっけなく終わった。Time passed all too soon.
時間はあっけなく過ぎてしまった。
などのように使います。
in no time も同じく「すぐに・あっという間に」という意味ですが、こちらには残念なニュアンスは含まれず、物事が瞬時に・すぐさま起こることを強調するニュアンスとなります。
You'll get better in no time.
あっという間に良くなるよ。
I'll be there in no time.
すぐそっちに着くよ。
過去の出来事をいま語るときの時制とは
以前、出てきたフレーズです。
You look familiar… Where do I know you from?
どこかでお見かけしたことがあるような…どこでお会いしましたっけ?
これは知り合っているのは過去なのに
なぜ
Where did I know you from?
ではなく
Where do I know you from?
となるのでしょうか?
また、それに対する返答
You know me from the kids' dance class.
子供のダンス教室だと思いますけど。
これも、
You knew me from the kids' dance class.
は、なぜ過去形ではなく現在形で使われているのでしょうか。
これについては
know … from ~で「~から…を知る・知識を持ち合わせている」の意味です。この状況では、確かに知り合ったのは過去なのですが、"その人を知っている"という状態は現在でも同じです。そのため、現在形が使われます。
しかし、例えば、
Where did you meet her?
あなたは彼女とどこで知り合ったのですか?
であれば、"知り合った" のは過去のある時点だけなので、過去形となります。
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