プレゼン風景

状態を表すフレーズ

【3346】There are a few loose ends to tie up. :仕上げなくちゃならないことがまだ2、3残っている

アンちゃんのハローイングリッシュ

【フレーズ】There are a few loose ends to tie up.

《ゼアラァフュウルースエンズトゥタイアッ(プ)》

【意味】仕上げなくちゃならないことがまだ2、3残っている

 

【ニュアンス解説】
直訳では tie up が「くくる/縛る」、loose ends は「くくられていない紐の端っこ」という意味。
この表現では loose ends は「未完成の仕事/やり残し」を比喩的に指しており、tie up loose ends で「未処理の部分を仕上げる/やり残しを終わらせる/片付ける」となります。

【例文】

1. プレゼンの準備

A. Are you all set for tomorrow?
<明日の準備は万端?>

B. There are a few loose ends to tie up but it's pretty much ready.
<仕上げなくちゃならないことがまだ2、3残ってるけど、ほぼ準備はできてるわ。>

A. Great.
<よかった。>

2. 休日出勤

A. I have to stop by the office today.
<今日はオフィスに寄らなきゃだ。>

B. Do you have to work on Sunday?
<日曜も働くの?>

A. Well, I have to tie up a few loose ends before we go on vacation.
<あぁ、休暇に出掛ける前に2、3仕上げなくちゃならなくてね。>

ルーズな紐の端っこをしっかり縛る=仕上げる、と覚えるとイメージしやすいかもしれませんね。

 

今日のゲストコラム

「すぐに」「あっという間に」という場合。

from Staff

 

「すぐに」「あっという間に」と表現するフレーズ。
all too soon と in no time の違いや使い分けについてです。

all too soon は「残念なくらいあっけなく・あっという間に」という意味です。思っていたよりも短い、というニュアンスが込められており、

The show was over all too soon.
そのショーはあっけなく終わった。

Time passed all too soon.
時間はあっけなく過ぎてしまった。

 などのように使います。

 in no time も同じく「すぐに・あっという間に」という意味ですが、こちらには残念なニュアンスは含まれず、物事が瞬時に・すぐさま起こることを強調するニュアンスとなります。

You'll get better in no time.
あっという間に良くなるよ。

I'll be there in no time.
すぐそっちに着くよ。


過去の出来事をいま語るときの時制とは

以前、出てきたフレーズです。

You look familiar… Where do I know you from?
どこかでお見かけしたことがあるような…どこでお会いしましたっけ?

これは知り合っているのは過去なのに

なぜ
Where did I know you from?
ではなく
Where do I know you from?
となるのでしょうか?

また、それに対する返答

You know me from the kids' dance class.
子供のダンス教室だと思いますけど。

これも、
You knew me from the kids' dance class.
は、なぜ過去形ではなく現在形で使われているのでしょうか。

これについては
know … from ~で「~から…を知る・知識を持ち合わせている」の意味です。この状況では、確かに知り合ったのは過去なのですが、"その人を知っている"という状態は現在でも同じです。そのため、現在形が使われます。

 しかし、例えば、

Where did you meet her?
あなたは彼女とどこで知り合ったのですか?

 であれば、"知り合った" のは過去のある時点だけなので、過去形となります。

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YOSHIのネイティブフレーズ 運営スタッフ

YOSHIのネイティブフレーズ 運営スタッフ

「楽しみながら英語に触れて、世界を広げよう!」を合言葉に前向きでひたむきな多くの英語学習者たちとともに歩みを進める専属スタッフ。 とことん英語を楽しみながら学ぶという両方が叶う世界を構築するために日々活動中。

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