店の表を掃き掃除する男性

ひねった言いまわし

【3294】You can't sweep these problems under the rug. :こんな問題をうやむやにすることはできない

アンちゃんのハローイングリッシュ

【フレーズ】You can't sweep these problems under the rug.

《ユウキャン(トゥ)スィープディーズプゥロブレムスアンダザゥラ(グ)》

【意味】こんな問題をうやむやにすることはできない

 

【ニュアンス解説】
 sweep〜under the rug は「〜を絨毯の下に掃く」ですね。
 どういうことかというと、掃き集めたゴミや埃をきちんと処理するのではなく、”絨毯の下にとりあえず隠す”といった感じです。
「都合の悪いことや、知られたくないことをうやむやにする/隠す」「一時的な解決にはなるけれど、根本的には何も解決されていない」というニュアンスになります。

【例文】

1. 問題ごと

A. I haven't told him yet.
<彼にはまだ言ってないの。>

B. What? You can't sweep these problems under the rug.
<何だって?こんな問題をうやむやにすることはできないよ。>

A. I know, but I'm not ready to tell him anything yet.
<わかってるわ。でも彼にはまだ何も話す準備ができてないわ。>

2. 芸能事務所

A. You should make some kind of statement regarding the cheating scandal.
<浮気報道について、あなたは何かしら声明を発表すべきよ。>

B. I think I should just keep my mouth shut.
<俺は何も言わずに黙っているべきだと思う。>

A. If it's true, this can't be kept under the rug for too long.
<もし本当なら、そう長くはうやむやにしていられないわよ。>

sweep under the carpet という表現もよく使います。

 

今日のゲストコラム

オーストラリアの定番の店

from Chika

 

 今回は、トラベルガイドブックなどには載っていないけど、でも、ぜひ覗いてほしいオーストラリアのお店を紹介します。私も好きでよく訪れる「定番(英語では定番を classic と言います)の店」をどうぞ!

 Opshop(オプショップ)

 Opportunity Shop(オポチュニティーショップ)の略で、中古の家庭用品や洋服、靴、家具などを取り扱う、リサイクルを目的とした店。収益金はいろんなチャリティーへ寄付されています。
 家庭で不要になったものたちがこの Opshop に寄付・販売され、その収益金が慈善活動に生かされています。ものを無駄にしないということにもつながる、人にも地球にもやさしいしくみというわけです。
 はじめて訪れたときは「知らない人が使ったものを使うなんて!」「え! こんなものまで売ってるの!」と思っていましたが、掘り出しものが結構あるので、よく利用しています。ヴィンテージ系やレトロ系が流行っているここオーストラリアでは、アンティークショップやこの Opshop は結構人気なんですよ。

Opショップ店内

ヴィンテージの掘り出しものも見つかる Opshop。

 

 Bakery(ベーカリー)

 ここオーストラリアには至るところでベーカリーを見つけます。なぜパン屋が定番かと言うと、日本では昼にコンビニでおにぎりを買ったりしますよね。同じ感覚で、オーストラリアではベーカリーでパイを買うんです。
 日本のパン屋さんとの違いは、いろんなフレーバーのパイがいつもホカホカの状態で並んでいること。Beef pie、Beef & Bacon、 Cheese pie、Thai Chicken pie、Vegetarian pizza などなど。ほかにも、食パンやタルト、キッシュ、ケーキ、注文してから作るサンドイッチなど、種類豊富です。

 ちなみに、私が住む街のベーカリーの人気商品は、直径20 センチくらいあるドーナツです!

こ洒落たオーストラリアのパン屋さん

チョコレートマフィンとキャロットケーキがおいしい私の行きつけのBakery。

Newsagency(ニューズエージェンシー)

 新聞、雑誌、ロト(宝くじ)、文房具、グリーティングカードなどを扱っている、日本で言うキオスクみたいな店。もちろん、オーストラリアにも書店はありますが、雑誌を買うとなると、結構この Newsagency に行くようです。

 ただし、そんなに規模が大きくないので、置いていない雑誌もあります……。私の住む街のローカルの Newsagency には5~6人の行列(笑)ができることも。
 とくに宝くじの当選金額が20 ミリオンとかになると、たくさんの人が Newsagency へ駆け込むようです!

Fish'n Chips(フィッシュアンドチップス)

 英国領であったオーストラリアは、イギリス名物のFish'n Chips(魚の天ぷらとフライドポテト)が人気。
 日本で言うフライドポテトは、ここでは「チップス」とか「ホットチップス」、子どもたちは「チッピー」と呼びます。魚を揚げるときの衣にビールが入っている「Beer butter」のFish'n Chips も大人気です。味付けは塩やレモンもいいですが、モルトビネガー(酢)やトマトソースで食べるのがオーストラリア通。
 ちなみに、「ケチャップ」と言ってもオーストラリア人は首を傾けますよ。オートラリアでは「トマトソース」と呼びます。

 

 

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Chika

Chika

翻訳者、ライター。オーストラリアに移住して7年。2歳になる息子とオーストラリア人のフォトグラファー/イラストレーターの夫の3人でカントリーライフを満喫中。暮らしの中のENGLISH も担当しています。

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