【フレーズ】It took me by surprise.
《イットゥックミバイサプゥライズ》
【意味】驚いたわ
【ニュアンス解説】
take someone by surprise で「驚かせる」「不意打ちをかける」などという意味です。
予想外の出来事や思いもよらない発言・結末などにハッとさせられた時によく使います。
【例文】
1. 誕生日
A. Thank you for sending me that gift to my office today.
<今日はオフィスにあんなプレゼントを贈ってくれてありがとう。>
B. I hope you liked it.
<気に入ってくれたかな。>
A. I did but it took me by surprise.
<ええ。でも驚いたわ。>
2. 意外な結末
A. What did you think of the ending of the movie?
<映画の結末、どう思った?>
B. It took me by surprise for sure.
<かなり想定外だったよ。>
A. I agree.
<そうよね。>
良いことにも悪いことにも、とにかく「意外だった」「そうくるとは思わなかった」というようなシチュエーションで使ってみてくださいね。
英語でブレークタイム
from IZUMI
Chicken Soup for the Soul
Jack Canfield Mark Victor Hansen 著
Health Communications, Inc 刊
《BOOK》(→Amazon)
本日も洋書のご紹介です。
「チキンスープ」というと、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。この本のタイトル Chicken Soup for the Soul(心のチキンスープ)は、お母さんが作ったチキンスープが、体調の悪い時に身も心も温めてくれる、そんな意味合いをこめてつけられたようです。
ストーリーは短いもので半ページ、長いものでも4-5ページという短編ばかり。たとえば、病気のお姉さんを救うために、自分が身代わりに死んでしまうという誤解をしながらも輸血をした、勇気ある5 歳の男の子のお話 "On courage"。「星の王子様」の作家、サン・テグジュペリが、スペイン市民戦争の際に敵に捉えられ、明日にも処刑という身になったものの、タバコを吸いながら看守に微笑みかけると、先ほどまで乱暴な態度だった看守も微笑み返してくれ、対等の人間同士として心が通い合い、最後には看守がそっとサン・テグジュベリを開放してくれる、というお話 "The Smile"。
決してわざとらしく作られた話ではなく、ごく自然な日常の中から切り取られてきたようなストーリー展開ゆえに、読んでいると心が動かされたり、涙を誘われたりします。
英語のレベルは中学程度で、リライトではなく、原文でストーリーを楽しむことができるのもお勧めのポイントです。多少わからない単語が出てきても、いちいち辞書を引かずに、意味を想像したり、読み飛ばしたりしてしまっても、十分理解できます。短編集なのですべての話を読みこなさなくても、きっとお気に入りのストーリーが見つかるはずです。「こころのチキンスープ」というタイトルで一部翻訳されたものも出版されていますが、ぜひ原書にチャレンジしていただけたらと思います!
読書のとき、英語の原書を読みながら、まるでチキンスープを飲んでいるかのように、温かい気持ちになれたら素敵ですよね。