ニュアンスを伝えるフレーズ

【3640】It's pretty easy to get to.:アクセスしやすい

アンちゃんのハローイングリッシュ

【フレーズ】It's pretty easy to get to.

《イッツプゥリティイーズィトウゲットゥ》

【意味】アクセスしやすい

 

【ニュアンス解説】

easy to get to は「簡単に着くことができる」つまり「アクセスがいい」「アクセスが便利」という意味になります。
そこに着くまでのアクセスや距離感などを説明するときによく使います。
ちなみに pretty は形容詞の「かわいい」ではなく、ここでは副詞で「かなり」と強調の意味を表しています。

【例文】

1. 別荘を購入

A. I finally bought a cottage.
<ついに別荘を買ったわ。>

B. Congratulations! Is it up in the mountains?
<おめでとう!別荘は山の中?>

A. Yes but it's pretty easy to get to. I want you to come over on the weekend.
そうよ、とってもアクセスのいい場所なのよ。今週末遊びにおいでよ。

2. 旧友と旅行の計画

A. What about San Francisco?
<サンフランシスコはどう?>

B. That could be too far for Tim. He lives in Boston now.
<ティムには遠すぎるかも。あいつ、今ボストンに住んでるから。>

A. What about New Orleans? It's pretty easy to get to from either coast.
<ニューオリンズは?ここなら東西どちらからもかなりアクセスがいいわよ。

アクセスがいい、アクセスしやすい、などと言いたいときに使ってみてください。

 

今日のゲストコラム

LANIKOの日常生活英単語

from LANIKO

エコブームがやっと到来!
ハワイのマイバッグ事情

日本での買い物の際はマイバッグ持参が常識となりましたが、実はアメリカでのマイバッグ浸透度はまだまだなんです。それでもやっとハワイでは本格的にエコを考える機会が増えてきましたよ。

地球温暖化政策より国内経済を
優先するアメリカ

 2030年までに発電所からの温室効果ガスを削減するという、オバマ前大統領が掲げた『クリーンパワープラン』は、アメリカ国内の石炭火力発電所の新設を制限し、古い石炭火力発電所の閉鎖を促すものでした。ところがトランプ政権となった今、このクリーンパワープラン政策の見直しを発表。地球温暖化政策よりもアメリカの産業振興に力を注ぐべきと方向を転換しました。また、ブッシュ前大統領の時代には京都議定書にサインをしなかったりと、アメリカは地球温暖化への問題意識やそれに対するエコ政策が世界と比べ軽んじられているような気がします。

ハワイのローカルフード、スパムむすびとポケ丼が描かれたバッグ。

 私が初めてハワイに来た頃は今よりもエコの概念が低く、各家庭ゴミの分別はほぼ行われていないといっても言いレベルでした。ペットボトル、空き缶、ビン、紙類、そして生ゴミなど、ありとあらゆるものがひとつのゴミ袋に入れられて収集されて行く…それが日常の光景だったのです。ある日、学校の先生に「ハワイではゴミの分別ってないんですか?」と尋ねたところ、「どこかで誰かがきっと分別してくれているから大丈夫だよ」と言われ、ビックリしたことを覚えています。
 ところが、降水量が増えたり、海面上昇でビーチが狭くなってきたりと、温暖化に伴った環境変化を肌で感じ始めたハワイは、やっと本腰を入れ始めました。クリーンパワープランを見直したトランプ政権を支持せず、州単位で温暖化政策に取り込むことを決断し、レジ袋の禁止に踏み切ったのです。

おしゃれでかわいい
エコバッグで買い物を楽しもう!

買い物以外にも使えそうなオシャレなデザイン。

 このレジ袋禁止令によりハワイ州全域でレジ袋が禁止になりました。環境対策の中でもレジ袋に力を入れたのは、やはりハワイの恵みでもある自然環境を考えてのこと。レジ袋などのプラスチックを誤飲してしまう海洋生物を減らすために考えられた政策です。ちなみに始めの頃はエコバッグを忘れて、どうしてもレジ袋が欲しい場合は、島にもよりますが購入することが可能でした。これは現在の日本でも同じですね。しかし2020年からオアフ島ではビニール製のレジ袋の提供を全面的に禁止とし、2022年には、飲食店などで利用されているプラスチック製の食器等の提供も全面的に禁止するよう動いています。環境対策への本気度がうかがえますね。

 そんなわけで、ハワイではエコバックの利用を強く推奨しており、各店舗で買えるようになっています。お店によってデザインや機能性、値段も異なりますが、エコバッグとはいえ、デザイン性が高いものが多いのがアメリカらしいです。お買い物用としてだけではなく普段使いにしても大丈夫なデザインのものも多いので、私もついつい買ってしまい、家がエコバックだらけに!こういった環境問題解決への意識がハワイからアメリカ全土に早く広がっていけばいいですね。

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LANIKO

LANIKO

静岡市出身。日、米で大学を卒業後、アメリカ軍機関に勤務。国際結婚後、転勤族でもキャリアを積めるよう翻訳家へと転身。世界様々なエリアでの生活を満喫中。大の猫好き、旅行好き。ハワイでB&B を開くのが夢。

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