【フレーズ】I've been more than patient with you.
《アイヴビンモアザンペイシャン(トゥ)ウィズユウ》
【意味】君にはかなり我慢をしてきた
【ニュアンス解説】
今回のポイントは「この上なく〜」「〜どころじゃない」というニュアンスのmore than の使い方。
patient はここでは「我慢強い」という意味なので、全体で「ずっとこの上ない我慢をしてきた」「我慢してきたなんてもんじゃない」というニュアンスです。
強調したい時によく使います。
【例文】
1. 居候中の妹
A. When are you going to start looking for a job?
<いつになったら仕事を探し始めるつもりだ?>
B. I don't know. I can't find anything I like.
<わからない。好きな仕事が見つからないのよ。>
A. I've been more than patient with you. You really need to get your act together soon.
<お前にはかなり我慢してきた。そろそろしっかり行動してもらわないと。>
2. 仕事復帰
A. It felt good to be back to work again.
<また仕事に復帰できてうれしかったよ。>
B. Did everyone welcome you back? How was your boss?
<みんな温かく迎えてくれた?上司はどうだった?>
A. Actually, he's been more than understanding. I feel grateful for that.
<実はこの上なく理解のある上司なんだ。僕はすごく感謝してる。>
patient, understanding 以外にも他の単語を使った例文をご自分でも作って練習してみてくださいね。
World Hot news 〜Finland
from AYANA
自然豊かなフィンランドで『森林浴』が熱いっ!
自然には事欠かないフィンランドで暮らす人々は、心身ともにゆったりとした生活を好むということは、何度もご紹介してきました。
今回もまた、フィンランドのメディアが注目するブームについてご紹介します!
強い関心を集める日本人による森の研究
近年、フィンランドのメディアで目にする機会の増えたMetsäkylpy(メッツァキュルプ)という言葉。メッツァが『森』で、キュルプが『風呂/入浴』。一瞬、何のことかと戸惑いますが、実はこれ、日本の『森林浴』の訳語なのです。
フィンランド人は、日本人が「森を歩き、自然の中に身を置くことでストレスを軽減し、癒され、心身が健康になる」ということを本気で科学的に研究し、すでにセラピーや予防医療の場でも応用しているらしい…という話題に強い関心を寄せています。なぜなら、都会人であっても定期的に森に入るのが習慣づいているほど、彼らは筋金入りの森愛好家だからです。
昔から信じられてきた
森は人々の心身を癒やす場所
フィンランドの国土の70%は森林です。なのでフィンランドは山が多いと誤解されがちなのですが、実は森はあれど、高低差のある山地はほとんどありません。ほとんどフラットな土地に続く森は、険しい場所も少なく、危険な動植物に出会う心配もあまりないため、ベリーやきのこを採りに、あるいはハイキングやキャンプへと、誰でも気軽に出入りすることが出来ます。
何よりフィンランド人は、森は心を落ち着かせ、疲れや悩みを癒やす場所だと昔から信じていて、何か思い悩んでいる人には、「ちょっと森にでも行ってきたら?」と声をかけたりするほどなのです。だからこそ、昨今、日本の科学者や医者が、森が人の心身に与える良い影響について研究してくれていることを、自分たちのライフスタイルを科学的に認めてくれているかのように感じ、喜んでいるのでしょう。
さらに、森林『浴』というネーミングもまた、サウナ浴という入浴文化が根づいているこの国の人々にとっては、かなりキャッチーだったようです。最近では各地で森林浴を謳ったネイチャー体験イベント、日本人の森林浴研究者やセラピストを招いてのセミナーも盛んで、まだまだフィンランドの森林浴人気は盛り上がりを見せそうです。
こばやしあやな(ayana)
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