【フレーズ】He can't take jokes.
《ヒィキャン(トゥ)テイクジョウクス》
【意味】彼には冗談が通じない
【ニュアンス解説】
take a joke で「冗談として受け取る」という意味なので、その否定形は「冗談が通じない」となります。
今日のフレーズは「冗談がわからない人だ」と言いたいときの定番表現です。
【例文】
1. 生真面目な父親
A. I can't believe Dad got mad at me over such a silly joke.
<お父さんがあんな他愛もない冗談に腹を立てるなんて、信じられないわ。>
B. Don't you remember? He can't take jokes.
<忘れたのかい?彼には冗談が通じないってこと。>
A. Now I do.
<今それを思い出したところよ。>
2. 海外のクライアントと打ち合わせ
A. How did the meeting go?
<ミーティングはどうだった?>
B. Um...not exactly sure what happened actually. The client just left after I made a funny joke.
<いや…実は何が起きたのかよくわからないんだ。僕が冗談を言ったらクライアントが出て行っちゃってさ。>
A. You made him upset. Obviously, he didn't take whatever you had said as a joke.
<彼を怒らせたのね。内容はどうであれ、相手があなたの言ったことを明らかに冗談って受け止めなかったってことでしょう。>
ちなみに「(その)冗談がわかる」は get the joke となります。
暮らしのなかのEnglish
from Chika
電話での会話(3)
前回はカジュアルな電話会話での表現をご紹介しました。
では次に、少し難しいのですが、ビジネスシーンなどのフォーマルな表現の場合の会話で確認してみましょう。会社の受付に電話するときの対応です。
A: National Australia Bank, this is Cathy speaking. How can I help you?
B: Hello, may I speak to Mr. John Smith?
A: May I ask who is calling?
B: Yes, this is Tomoko Yamada from ABC Corporation in Tokyo.
A: Thank you, Ms. Yamada. Just a moment please.
B: Thank you.・・・・・
A: Are you there?
B: Yes.
A: I'm afraid Mr. Smith is not available at the moment. Could I take a message?
B: Yes. Could you please tell Mr. Smith to call me back later today?
A: Certainly. I will let Mr. Smith know.
A: Thank you. Have a nice day
A: ナショナルオーストラリア銀行、キャシーでございます。ご用件を承ります。
B: こんにちは。ジョン スミスさんにおつなぎいただけますでしょうか?
A: どちらさまでしょうか?
B: 東京の ABC 社のヤマダトモコです。
A: ありがとうございます。ヤマダ様、しばらくお待ちください。
B: ありがとうございます。
・・・・・
A: いらっしゃいますか?
B: はい。
A: たいへん申し訳ございませんが、ただ今スミスは席を外しております。ご伝言をお預かりいたしますが、ございますでしょうか?
B: はい。スミスさんに本日中に折り返しお電話いただけるように伝えていただけますか?
A: かしこまりました。スミスにそのように申し伝えます。
A: ありがとうございます。失礼いたします。
電話でのさまざまな表現
最後に、電話を切るときや折り返すとき、間違い電話のときなど、電話対応でよく使う表現です。
Thank you for calling. Have a nice day.
お電話ありがとうございます。失礼いたします。
I am returning a call from Ms. Yamada. Is she in?
ヤマダさんからのお電話をいただきましたので、折り返しいたしました。ヤマダさんはいらっしゃいますか?
I'm afraid you have the wrong number.
番号違いのようですが。
最初の例文で、電話を切るときに Have a nice day. とつけ加えていますが、Have a good night. やHave a great weekend. など、そのときの時間帯などに応じて使い分けるのがコツです。
英語での電話応対は慣れないうちは、不安でドキドキするものですよね。慣れたと思っていても、いろんなケースや知らない単語を使われてしまったら、あたふたしてしまうものです。
電話応対の対策やコツは、とにかく場数をこなすこと!
私も海外生活をはじめたころはたいへんでしたし、とくに、海外の会社との電話はとても嫌でした。今も得意ではありませんが……。
今回、紹介したフレーズを使いこなし、わからないときはわかったふりをするではなく、恥ずかしがらずに聞き返すことを繰り返すようにしています。一番大切なことは「大きな声で」「はっきりと」「あせらずに」話すことです。
あと、電話番号や住所、日にちなどに使われる「番号」に強くなっておくといいですね!
Chika
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