防火服を着込んでいる消防士の女性

決まり文句

【3285】Better safe than sorry. :安全第一

アンちゃんのハローイングリッシュ

【フレーズ】Better safe than sorry.

《ベラセイフザンサゥリ》

【意味】安全第一/用心に越したことはない

【ニュアンス解説】
ここでの sorry は「後悔して」という意味。
フレーズ全体で「後で後悔するくらいなら、初めから安全策を取っておいた方がいい」というニュアンスになります。
日本語だと「備えあれば憂いなし」とか「転ばぬ先の杖」などが状況的に近い場合も多いです。

【例文】

1. 車から奇妙な音

A. Do you hear that?
<あれ、聞こえる?>

B. Oh, that's probably nothing.
<あぁ、多分大したことじゃないわよ。>

A. You should take your car to the mechanic. Better safe than sorry.
<修理工に車を持って行った方がいいよ。安全第一だ。>

2. 救急キット

A. Mom, we really don't need that.
<お母さん、そんなの本当に必要ないよ。>

B. You never know. Better safe than sorry.
<わからないわよ。備えあれば憂いなし。>

A. Alright.
<わかったよ。>

It's better (to be) safe than sorry. という言い方もありますが、
ドラマなどで出てくる時は殆ど Better safe than sorry. です。

 

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暮らしのなかのEnglish

from Chika

謝罪の表現(2)

その他の謝罪の表現

 そのほかの「謝罪」を表す表現を見ていきましょう。 apologize やforgive、regret、I'm afraid 〜などがあります。

 まずは、 apologize を使ったフレーズからです。 apologize は「謝る」「詫びる」などの意味を持つ単語で、フォーマルな場面でよく用います。 sorry よりも謝罪や後悔の気持ちを強く意味し、また、形式的な謝罪のニュアンスも持ちます。なお、名詞はapology です。

I apologize for all the trouble.
多大なご迷惑をお詫び申し上げます。

I deeply apologize for the inconvenience.
ご迷惑をおかけしてしまい、深くお詫びいたします。

Please accept my apologies for the misunderstanding.
誤解を招いてしまい、申し訳ございません。

 次は、 forgive です。相手に許しを請うときに使える単語です。ただし、「許してください」と言うと直接すぎるニュアンスがあるため、敬語では使いませんので注意してください。

Please forgive me.
許してください。

Please forgive me for my late reply.
返信が遅くなったことをお許しください。

 regret は「後悔する」という意味を表現する場合に使います。また、「残念ながら~」という悪い知らせを伝えるときにも使います。

I regret what I've done.
自分がしたことを後悔しています。

I regret saying things I shouldn't have said.
言うべきではなかったことを言ってしまい、後悔しています。

I regret to inform you that we cannot offer the job position.
残念ではありますが、採用を見送らせていただきます。

最後に、I'm afraid 〜 です。申し訳ない気持ちを表現することができます。以下はビジネスでもよく使う表現なので、ぜひ覚えておきましょう。

I'm afraid I have an appointment that day.
残念なことに、その日は先約があります。

I’m afraid I’ll have to reschedule.
申し訳ありませんが、リスケさせてください。

I’m afraid I can’t make it to the party.
残念ですが、パーティーには参加できません。

 ここで注意したいのは、I'm afraid of 〜 とうように「of」をプラスして使うと「~が怖い」という、まったく異なる意味になってしまうことです。頭に入れておきましょう。

次会は 謝罪の表現(3)となります。
まとめて振り返ってみましょう。

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Chika

Chika

翻訳者、ライター。オーストラリアに移住して7年。2歳になる息子とオーストラリア人のフォトグラファー/イラストレーターの夫の3人でカントリーライフを満喫中。暮らしの中のENGLISH も担当しています。

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