【フレーズ】a drop in the bucket
《アドゥロップインザバケッ(トゥ)》
【意味】ごくわずかなもの/取るに足らない量
【ニュアンス解説】
直訳は「バケツの中の一滴」です。バケツの中身をいっぱいにするには一滴ではとても足りないことから、このフレーズは「ごくわずかなもの」「(全体から見れば)取るに足らない」「(必要量と比較すると)まだ不十分」といったニュアンスで使われています。
【例文】
1. チャリティーへの寄付
A. Thank you for the money you've donated to our charity.
<私たちのチャリティーへの寄付をありがとう。>
B. I know $100 is a drop in the bucket.
<100ドルなんて大した額じゃないけれどね。>
A. No, it's not. We really appreciate your thoughtful gesture.
<そんなことないわ。あなたの思いやりのある行為に心から感謝しています。>
2. 試験勉強
A. I've read two chapters so far.
<今のところ、2章読んだわ。>
B. That's just a drop in the bucket. You have ten more chapters to go.
<2章なんて全然まだじゃないか。あと10章あるんだよ。>
A. Don't remind me.
<思い出させないでよ。>
bucket ではなくocean を使った a drop in the ocean 「大海の一滴」という言い方もあります。
同居人から呼ばれたときのとっさの返事とは?
from Staff
ホームステイや外国人の方と同居しているとき、自分の部屋にいてホストファミリーや同居人から「ご飯できたよー!」と呼ばれた際。
日本では「はーい!」と言いますが、英語ではどのように反応したらいいと思いますか?
ご自分の部屋がどこにあるのかにもよりますが、いくつかフレーズをご紹介しますね。
Okay. I'll be right out.
わかりました。今行きます。
直訳は「すぐに出ます」ですが、これは自分の部屋からすぐに出て食卓へ行きますというニュアンスです。
他には、
Okay. I'll be right down. / I'm coming down.
わかりました。今下に行きます。
このフレーズは、自分の部屋が2階、ダイニングが1階の場合に使えますね。
部屋が下にある場合は、もちろん
I'll be right up. / I'm coming up.
今上に行きます。
でOK です。
在籍してないひと宛の電話の取り次ぎ、英語ではどうしたらいい?
オフィスに外国人から国際電話がかかってきて、会社に在籍していない名前の人への取り次ぎを指名されてしまった場合。
「当社にはそのような人はおりません 」と伝えねばなりませんが、これは英語でどう言えば良いと思いますか?
英語で「当社にはそのような人はおりません」 という場合は
No one by that name works here.
という定番フレーズが使われます。「そのような名前の者は弊社にはおりません」という意味です。
他にも、
There's no one here by that name.
などとしても OK です。
こちらは自宅にかかって来た間違い電話にも使えるフレーズですので、覚えておくと便利ですね。