【フレーズ】marry into the purple
《メアリイントゥザパーポゥ》
【意味】玉の輿に乗る
【ニュアンス解説】
"marry into ~ " で「〜に嫁ぐ」という熟語です。直訳すると「紫と結婚する」となり、なんのことか見当もつきませんよね。
身分の高い家に嫁ぐことや、権力者やお金持ちと結婚して玉の輿に乗るといった意味になります。
昔、紫色は染料が高価で希少価値が高く、身分の高い人のみが身に付けることのできた色でした。
こういった背景から、紫には高貴で高級なイメージがあります。
【例文】
1. 社長と結婚
A. Look at this! Lisa from our high school class is marrying the CEO of a fortune 500 company!
<これ見て!同級生だったリサがフォーチュン500企業の社長と結婚するんだって!>
B. Huh? Are you joking?
<えっ?冗談やめてよ。>
A. I can't even believe it! Who would have thought she'd marry into the purple?
<僕だって信じられないよ!彼女が玉の輿に乗るなんて誰も思わなかったよ。>
2. 時代遅れ?
A. For a woman to marry into the purple and quit her job seems outdated in this era, don't you think?
<女性が玉の輿に乗って仕事を辞めるのは、今時もう古いよね、そう思わない?>
B. Yes, it's an old-fashioned idea.
<ええ、古臭い考え方だわ。>
A. Nowadays, women are much more independent and seek rewarding careers.
<最近は、女性はより自立して、仕事に見返りを求めるようになっているよね。>
"marry" は「〜と結婚する」という意味の他動詞なので、目的語である「人」がうしろに続くときは「marry + 人」となり、前置詞の "with" や "to" は必要ありません。
YOSHIのネイティブフレーズ 運営スタッフ
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