【フレーズ】not so much A as B
《ナッソウマッチエーアズビー》
【意味】AというよりむしろB
【ニュアンス解説】
「ある出来事や事柄などが、AではなくBに近い」ということを表現しています。
AとBのどっちがどっちになるのか混乱しやすいですが、"not so much A / as B" のようにAのうしろで区切ってみるとわかりやすいですよ。
not で否定しているのが【A】なので、「Aではない」という部分がよりわかりやすくなるはずです。
【例文】
1. 衝撃の告白
A. My girlfriend confessed that she was cheating on me.
<彼女から、浮気してたって言われてさ。>
B. Seriously? What did you say to her?
<ほんと?それであなたは彼女になんて言ったの?>
A. Nothing really. It took me a moment to process that I was not so much angry as sad that she cheated.
<特に何も。浮気されてたことに怒るっていうより、むしろ悲しかったってことに気づくまで少し時間がかかったよ。>
2. 仲のいい親子
A. I'm gonna go fishing this weekend with my dad!
<今週末、パパと釣りに行くんだ!>
B. Again? You and your father have a really good relationship!
<また?あなたとパパはすごく仲がいいわね!>
A. Yeah totally! He's not so much a parent as a friend.
<ああ、そうなんだ!パパは親っていうよりむしろ友達みたいだから。>
例文(1)では最後のBのセリフ "angry" のうしろ、例文(2)では最後のBのセリフ "parent" のうしろで区切ります。
すると意味が取りやすくなりますね。
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