【フレーズ】He has a thick Scottish accent.
《ヒハズァスィクスコティッシュアクセン(トゥ)》
【意味】彼は強いスコットランド訛りがある
【ニュアンス解説】
thick =「厚い」と覚えている方も多いと思いますが、アクセントが「強い」と言いたい時にもこの単語が使えます。
【例文】
1. アクセント1
A. I have a hard time understanding Greg's English.
<グレッグの英語が聞き取れないんだ。>
B. That's because he has a thick Scottish accent.
<それは彼の英語に強いスコットランド訛りがあるからね。>
A. Is that where he's from?
<グレッグってスコットランド出身なの?>
2. アクセント2
A. Where are you from, if you don't mind me asking?
<どちらのご出身ですか?お聞きしても差し支えなければ。>
B. I'm from Louisiana. Did you notice my thick Southern accent?
<ルイジアナです。私の強い南部訛りに気付きました?>
A. Yes, I did. It sounds nice.
<はい。素敵です。>
heavy accent という言い方もあります。
ちなみに過去には「霧が深い」という例でも thick を取り上げました。他にもどんな時に使えるか、時間がある方はぜひ辞書でチェックしてみてくださいね。
World Hot news 〜Finland
from AYANA
教育は環境によりけり!
教育先進国のトレンドを知る
フィンランドは、教育先進国として日本でも長らく注目を集めています。生徒をできるだけストレスや外敵圧力から解放してやり、良い精神状態で、生徒自身が自発的に物事を学んでいくことをサポートする、というのが基本的な考え方です。
教育の考え方は、普段の指導方法だけに反映されているわけではありません。建築やデザイン分野でも世界の先を行くフィンランドでは、学校建築そのものにも、そうした環境を整えるためのアイデアがたくさん散りばめられています。
例えば、国語や数学など主要教科を教える一般的な教室では、生徒の机が黒板側を向いて整列していて、教師が教壇に立って生徒たちと面と向かって授業を行なう…というスタイルはもう“時代遅れ”と見なされています。
今のトレンドは、ジョイントが簡単にできる勉強机が、グループワークをし易くするためにランダムに並んでおり、生徒たちがそれぞれのグループ学習に集中しつつも、必要な時は黒板を見たり先生とコンタクトをとって学習に取り組む、という授業スタイルがトレンドです。椅子や机の高さが生徒の成長や座り心地に合わせていろいろ選べるのも普通ですし、ソファやバランスボールに座って授業を受ける生徒もいます。また、写真の通り、小中学生の段階から自分のラップトップやスマホを持ってきて、授業の調べ事はもちろん、ノートや発表準備に活用することを許している学校も少なくありません。小学校にいるうちは学校からタブレットが1人1台支給されるという場合もあります。
学生にも先生にも優れた教育環境が整う!
音楽室には、リコーダーや木琴、太鼓など定番楽器以外にも、生徒たちのさまざまな音楽的嗜好に応えてあげられるように、ドラムやエレキギターが設置されたバンドスタジオのような一角もあり、授業では、ラップやロックも習えます。体育は、水泳の授業が一年中できるよう、室内プールまで設けられています。
また、デザインにこだわりがあるのは、学生たちのスペースだけではありません。生徒に良い教育を与えるには、先生たちの良好な精神状態や先生同士のコミュニケーションも大切である、ということから、最近の職員室には、先生個人のパソコンデスクのほかに、リビングのようなゆったりとした空間がとってあります。ここで先生同士が、上下関係を気にせず気さくに情報を交換したり、適宜休憩をとったりと、ゆったりして授業の準備に打ち込めるというわけです。さらに、生徒とのカウンセリングのために、完全防音のカプセルルームなども設置されています。こんな素敵な空間があるのならば、教える方も学ぶ方も、心のゆとりを持って楽しく活動ができそうですよね。
こばやしあやな(ayana)
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