動作を表すフレーズ

【3598】I've been meaning to tell her.:ずっと彼女に言おう言おうと思っている

アンちゃんのハローイングリッシュ

【フレーズ】I've been meaning to tell her.

《アイヴビンミーニン(グ)トゥテルハァ》

【意味】ずっと彼女に言おう言おうと思っている

 

【ニュアンス解説】
今回のポイントは have been meaning to の部分です。
これは「ずっと〜しようとしている」という意味で、文法的には現在完了進行形です。
過去のある時点から現在まで「その状態が続いている」ときに使う時制ですね。
今回は「〜するつもりである」という意味の mean と一緒に使うパターンをご紹介します。

【例文】

1. 引越し

A. Have you told Annie about the move?
<引越しのこと、アニーには話したの?>

B. Not yet. I've been meaning to tell her.
<いや、まだ。ずっと言おう言おうと思ってるところ。>

A. You should let her know as soon as possible.
<なるべく早く伝えたほうがいいわよ。>

2. パーティーの準備

A. I have so much to do for this party.
<このパーティーのために、やらなきゃならないことがいっぱい。>

B. Have you had a chance to call the bakery and order the cake?
<ベーカリーに電話して、ケーキのオーダーしてくれた?>

A. Oh, sorry, not yet. I've been meaning to do it.
<あぁ、ごめんなさい。まだ。ずっとやろうと思っているところよ。>

mean をほかの動詞に変えれば、色々と応用して使えます。

今日のゲストコラム

World Hot News ~The Philippines

from Jun

日本行きを希望するフィリピン人

フィリピンはタガイタイからホットな情報をお届けします!今回は、日本行きを希望するフィリピン人についてご紹介致します。

外国に行くフィリピン人が多数

 フィリピンは現在、人口が1億人を超えていますが、そのうち約10%がOFW(Overseas Filipinos Workers:海外で働くフィリピン人)となっています。人数に対して1000万人を超える人々が、家族を養ったり、自分自身の生計を立てるために海外で外貨を稼いでいることになります。
フィリピンは英語が公用語の国ですので、英語圏で働くことを希望する人が非常に多いですが、同様に日本で働きたいと思っている人たちもたくさんいます。
理由を聞くと、同じアジアで親しみがある、日本文化が好きで興味があるなどと好意的な意見が大半を占めます(一方、高い給料が稼げるからという理由は少なくなりつつあります。高い給料を稼ぎたい場合は、ヨーロッパや中東などを目指す人が増えています)。

フィリピン人を日本に送り出す会社の方々とミーティングをしました

 フィリピン人が日本に行く場合、大きく分けて以下のパターンがあります。一つ目は留学生として日本に行く方法です。日本では語学学校に在籍し、日本語を勉強します。その間にアルバイトなどをして授業料や生活費を稼ぎます。実は私の妻(フィリピン人)の親戚たち3人も今年日本語学校の入学を目指しています。
二つ目は就労ビザを取得して日本に行く方法です。最近では英語教師やエンジニアなどが在留資格を取得して日本に行くケースが増えています。
三つ目は、今話題になっている技能実習生として日本に行く方法です。特に日本では介護人材の不足が長らく叫ばれており、介護実習生が超高齢化社会の日本を助ける大きな力になると期待されています。
私たちの学校では、英語の授業以外に(主にフィリピン人を対象にした)日本語のレッスンも行っています。ほとんどの生徒さんは日本行きを希望しており、がんばって授業を受けています。日本に行く前にある程度の日本語スキルを身につける必要があるので、真剣そのものです。

日本語レッスンの様子です。台湾人のお子さんが受講されました

 出張などで久しぶりに日本に帰ると、コンビニやレストランで働く外国人の方の多さにびっくりすることがありますが、これからはどんどんフィリピン人の数も増えていくと予想されます。日本は島国で、これまで割合としては外国人の方が少ない国でしたが、これからの時代は近隣住民、学校のクラスメート、職場の同僚などにも外国人の方がどんどん増えていくはずです。もちろん国が異なれば文化も価値観も違う場合が多いのですが、しっかりとコミュニケーションを図りさえすれば、お互いにわかりあえることも多々あると、私自身が外国で暮らしながら学びました。
英語はこういった『異文化コミュニケーション』のために欠かせないツールですので、ぜひとも今のうちから学習されることをおすすめいたします。国内にいても、外国を意識してコツコツ取り組むのがポイントですね!

 

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Jun

Jun

Face to Face English School 代表、GENSAI Career Consulting Corp 代表、フィリピンで英語の語学学校と人材紹介会社を運営。元心理士・社会福祉士。冗談が大好きな明るい関西人。https://www.f2fenglish.jp/

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