【フレーズ】It's just as well.
《イッツジャス(トゥ)アズウェル》
【意味】かえって好都合だ/かえって幸いだ
【ニュアンス解説】
It's just as well. は「それはかえってちょうどいい/運がいい」「かえって幸いだ」というような意味です。
「〜でよかった」「〜で助かる」のようなニュアンスになります。
【例文】
1. パーティーの誘い
A. I'm not inviting Jamie tomorrow.
<明日、ジェイミーは招待しないよ。>
B. It's just as well. My sister just broke up with him.
<かえって好都合だわ。うちのお姉ちゃん、彼と別れたばっかりだから。>
A. I guess it works out then.
<そういうことなら、ちょうどいいね。>
2. 学校
A. It's just as well that you didn't come.
<君、来なくてよかったよ。>
B. Oh, really?
<え、本当に?>
A. The class ended up getting canceled.
<結局、授業がキャンセルになったんだ。>
例文2のように、後ろに that を繋げて使うこともできます。
またアメリカ英語では canceled 、それ以外では cancelled というスペルになります。
World Hot news 〜Finland
from AYANA
フィンランドの図書館は、何でも楽しめるマルチ施設
フィンランドは、国民の図書館利用率が世界トップレベルと言われています。これはもちろん、フィンランド人が読書好きだという証でもあるのですが、実はフィンランドの図書館は、単に読書をしに来るだけの場所というわけでもないのです。
あらゆるインドア趣味や時間つぶしができる場所
例えば、大きな図書館の一角やワンフロアには音楽室があります。ピアノやアンプ機材が設置されていて、予約をすれば楽器練習やバンドセッション、カラオケもできるし、CDやDVDを自由に視聴することもできます。あらゆるジャンルの楽譜やCDが取り揃えられていて、本同様に借りることができるのです。また、図書館内でミニライブが開催されることもあります。図工室のある図書館では、最近3Dプリンタなども使えるようになっていますし、ボードゲームやジグソーパズルなどもよく見かけます。朝からもくもくと1000ピースのジグソーパズルに熱中しているお年寄りもいれば、学校帰りに友達とボードゲームに明け暮れている小学生たちもいます。また、最新テレビゲームが設置された個室のある図書館まであるんです。
このように、フィンランドでは図書館=本を読みに来る場所という固定概念はかなり薄いのです。椅子に腰掛けて編み物に興じる人だっているし、パソコンで延々とネットサーフィンをしている人もいます。図書館内には大概カフェが併設されていて、休憩やランチのためにも立ち寄れます。
図書館は公共のリビングスペース
そもそもフィンランドは寒くて暗い冬がとても長く、とくに冬場は何か趣味や目的がなければ、どんどん外に出るのが億劫になり、ひきこもりがちになります。図書館は、そんな市民が気軽に外出して、暖かい場所で時間を潰し、公共の場で趣味に没頭しながらゆったりと過ごすことができる多目的施設なのです。
もちろん、読書を目的とする利用者のためには、ただ無機質な本棚や椅子机がずらりと並んでいるだけでなく、ソファがあったりロッキングチェアがあったりと、個々人のスタイルや気分に合わせて選べる様々な読書スペースが確保されています。根を詰めて勉強に集中したい学生の多い大学の図書館には、休憩室だけでなく、仮眠可能なベッドつきの個室まで設置されていところもあります。
本のジャンルも多彩で、小さな図書館であっても漫画コーナーがしっかり確保されています。こうした堅苦しくないリラックスモードの中であれば、自然と本に手が伸び、読書が好きになる子供や成人も少なくないのでしょうね。
ちなみに、フィンランドの図書館では、本を借りるたびに1冊あたり10数円相当が印税として作家に支払われる、という作家にも優しい制度があります。本を提供する側と利用する側が互いを支えあいつつ、多目的にみんなが集う。フィンランドの図書館はいわば、公共のリビングスペースのような存在なのです。
こばやしあやな(ayana)
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