【フレーズ】Don't sugarcoat it.
《ドン(トゥ)シュガーコウティットゥ)》
【意味】オブラートに包んだ言い方はしないで
【ニュアンス解説】
sugarcoat は文字通り「砂糖でコーティングする」という意味です。
会話では、相手を傷つけないよう、あるいは少しでもその場の雰囲気がよくなるよう「あえて遠回しな表現にする」または「取り繕う」ことを指します。
「オブラートに包む」という表現が近いですね。
【例文】
1. もったいぶらずに
A. So, what did the coach say?
<で、コーチは何て?>
B. Well, you are definitely one of the top players on the team and...
<えぇと、君がチームのトッププレイヤーの1人であることは間違いないし……>
A. Dad, don't sugarcoat it for me. Just tell me what he said.
<お父さん、オブラートに包んだ言い方しないで。コーチが何て言ったのか教えてよ。>
2. 会社の経済状況
A. Our financial situation is not as bad as you may think.
<この会社の経済状況は、あなたが思うほど悪くはないわ。>
B. You don't need to sugarcoat the facts. Just give me the actual numbers.
<現状を取り繕う必要はないよ。実際の数字を見せてくれ。>
A. I see. Here you go.
<わかった。これよ。>
言いにくいことを「砂糖でコーティングする」と
覚えるとイメージしやすいですね。
電話で本人確認する際の表現
from Staff
電話にでた相手が本人かどうか確かめる際の表現として二通りあります。
- Is this ○○(相手の名前)?
- Is that ○○(相手の名前)?
さてその違いとは?
まず、this の場合ですが
Is this Michael?
マイケルさんですか?
これは、自分が今電話で実際に話している相手が、本来電話をかけた目的の相手(=マイケル)であるかどうかを、直接確認しているニュアンスです。
次に、
Is that Mary?
メアリーさんですか?
これは、「そちらはメアリーさんですか?」「あなたはメアリーさんでよろしいでしょうか?」といった感じで、電話の相手が本人(=メアリー)であるかどうかを間接的に尋ねているニュアンスです。本人ではないかもしれない、とちょっと自信がない場合には、このように that を使って距離感を出します。
電話の相手が本人であるかどうかを尋ねる場合の、Is this ○○ ? と Is that ○○ ? には、以上のようなニュアンスの違いがあります。例えば、風邪をひいている友人の声がいつもと違うと感じたら、
- Chris, is that you?
- Is that Chris?
- Is that you, Chris?
このように、「あなたクリスなの?」「クリスでいいんだよね?」と that を使って尋ねることが多いです。本人かどうか100%自信のない状況においては、that が好まれます。
英語での電話は苦手という方も多いのですが、落ち着いてしっかりと話せば大丈夫です!緊張せずにトライしてみてくださいね。
後任者を表す単語の使い方
from Staff
異動の挨拶などで使われる表現の中に
My replacement from April will be Mr. Johne Doe.
「4月よりJohn Doe 氏が後任として参ります。」
という挨拶があったとします。
さて「後任者」には successor という単語をもありますが、さてこの replacement とのニュアンスの違いとは?
この場合、successor も、replacement もともに「後任者」の意味を持つ単語です。
successor が使われる場合は、前任者と必ずしも同じ業務をするとは限りません。一方で、replacement は、前任者と同じ業務をする場合に使われます。
また、successor は「後任者」だけでなく「継承者」や「相続人」等を表す場合にも使われる単語となります。そのため、アメリカのビジネスシーンで「後任者」を表す際は、replacement が使われることのほうが多いです。
YOSHIのネイティブフレーズ 運営スタッフ
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