【フレーズ】You sound like a broken record.
《ユウサウン(ドゥ)ライカブゥロウクンゥレコー(ドゥ)》
【意味】君は繰り返し何度も同じことを言う
【ニュアンス解説】
今日のフレーズは、a broken record (傷ついたレコード)は針が先に進まず、同じ部分をループしてしまう現象を例えたもので、人やモノが「何度も繰り返し同じことを言う」という意味のフレーズになっています。
【例文】
1. 遅刻の言い訳
A. This is the third time you're late for school this week.
<今週、学校への遅刻はこれで3度目ですよ。>
B. My alarm didn't work. Also, the bus was behind schedule.
<アラームが鳴らなかったんです。それにバスも遅れて。>
A. You sound like a broken record. Please try to get to school on time.
<繰り返し何度も同じことばかり言って。遅刻せずに登校するように。>
2. ビデオゲーム
A. You can't play video games until you finish your homework.
<宿題が終わるまでゲームはダメよ。>
B. Why not? Can I please just play for 30 minutes?
<なんで?30分だけやってもいい?お願い。>
A. You must do your homework first. I feel like a broken record having to tell you this everyday.
<まず宿題をやってから。毎日同じことばかり言わせて。>
ドラマなどでも、しつけの場面でよく耳にするフレーズです。
anyone と someone
from Staff
アメリカのドラマで、主人公の女の子が友達と恋愛の話をしているシーンから。
Have you been seeing someone?
付き合っている人はいるの?
この場合、someone =誰か、だとはして、疑問文の場合は本来anyone となるべきか?
Have you been seeing のあとは anyone と someone、どちらも使われることがあります。
(または、anybody やsomebody でもOK です。)
ですが、any とsome で多少ニュアンスに違いがあります。
Have you been seeing anyone?
誰か付き合っている人はいるの?
と聞いた場合。
これは相手の返事が Yes か No どちらかわからず、「"誰か"付き合っている人はいるの?」とランダムに聞いているニュアンスです。
一方で
Have you been seeing someone?
付き合っている人はいるの?
と、someone を使った場合は、ある程度返事に予測がついていて、「付き合っている人がいるんでしょう?」といったニュアンスとなります。
すなわち、疑問文で any ではなく some を使って尋ねる場合、話し手は相手から Yes という返事が来ることをある程度予測していることとなりますね。
そうはいっても、の表現
from Staff
Having said that, で「そうは言っても」「とは言うものの」という言い回し。
これはどうしてこんな意味になるのですか?
Having said that, は分詞構文で、「接続詞+主語+動詞~」の役割を果たしています。
また、 that は前に述べた内容を指します。Although I have said that, に置き換えて考えるとわかりやすいでしょう。
Having said that, I still think this is a well-balanced team.
(= Although I have said that, I still think this is a well-balanced team.)
そうは言っても、このチームはかなりバランスの取れたチームだと思う。
このように、「接続詞+主語+動詞」が、分詞構文では「動詞のing 形」になります。この例文では Although I have said がHaving said になっています。
上の例文では、「~だけれども」(譲歩)の意味合いで使われていますが、分詞構文は他にも、
Having no time, I couldn't visit my aunt.
(= Because I had no time, I couldn't visit my aunt.)
時間がなかったので、叔母を訪ねることができなかった。
このように、理由を表すものや、その他にも時間、条件等を表すものなどがあります。
YOSHIのネイティブフレーズ 運営スタッフ
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