小さい男女

決まり文句

【3380】from the get-go :最初から

【フレーズ】from the get-go

《フゥロムザゲッ(トゥ)ゴウ》

【意味】最初から

 

【ニュアンス解説】
get-goは「最初」という意味の名詞で、 from the get-go で「最初から」という意味の決まり文句になります。
やや砕けた言い方になりますが、日常的によく使われる表現です。

【例文】

1. 犬猿の仲

A. Why can't Thomas and James just get along?
<トーマスとジェームズはどうして仲良くできないのかしら?>

B. They didn't like each other from the get-go.
<初めから互いのことを気に入らなかったんだ。>

A. There must be a reason.
<何か理由があるはずだわ。>

2. 出版記念パーティー

A. Congratulations on your first book.
<初めての本の出版、おめでとう。>

B. Thank you. This is my editor, Peter. He's been with me from the get-go.
<ありがとう。こちらはピーター、執筆当初から一緒に仕事をしてきた編集者だよ。>

A. Hello Peter. Nice to meet you.
<こんにちは、ピーター。はじめまして。>

例文2のように、当初から、立ち上げ時期から、といったニュアンスでも非常によく使われます。

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今日のゲストコラム

英語でブレークタイム

from IZUMI

『42 ~世界を変えた男~』

原題:42
監督・脚本:ブライアン・ヘルゲランド
製作:トーマス・タル
配給:ワーナー・ブラザーズ

Movie

 もうすこしすれば春。プロ野球も新しいシーズンが開幕しますね。最近はメジャーリーグで活躍する日本人選手も多く、期待が集まっています。今は外国人選手も当然のようにメジャーリーグで活躍できる時代になりましたが、昔は「メジャーリーガーは白人のみ」と考えられていた、ということはご存知でしょうか。そのメジャーリーグの「世界を変えた」のがジャッキー・ロビンソンという一人の黒人選手です。

 今回は、このジャッキー・ロビンソンの伝記映画、『42~世界を変えた男~』をご紹介いたします。

 1947年、ブルックリン・ドジャース(現ロサンゼルス・ドジャース)のゼネラル・マネージャーのブランチ・リッキーは、黒人だけの野球チーム(ニグロ・リーグ)でプレーをしていたジャッキー・ロビンソンをチームに起用することを決定。人種差別が強く、メジャーリーガーは白人のみだったこの時代、ジャッキーへの差別的な発言や行動が容易に想像できた中、ブランチ・リッキーはジャッキーに怒りをコントロールできるかどうかを尋ねます。

ジャッキーは

Do you want a ballplayer who doesn't have the guts to fight back? Is that what you want?
やり返す勇気のない選手になってほしいのですか?それがあなたの望みなんですか?

と返答。
これに対してブランチ・リッキーはこう言います。

I want one who has the guts not to fight back!
やり返さない勇気を持つ選手になるんだ!

予想通りジャッキーは、他球団の選手やコーチからはもちろん、チームメイトやファンからも屈辱的な差別を受けます。けれどジャッキーは、愛する妻に支えられながら、「やり返さない勇気」を持ち続け、次第にチームに、そしてメジャーリーグの中に受け入れられていくのです。

 今でこそ、色々な人種の人達が活躍するメジャーリーグですが、その扉を開いたのがジャッキー・ロビンソンだったのです。差別の激しい時代に最初に扉を開く勇気と努力、そしてその苦しみは並大抵のことではなかったということは、この映画を見るとよくわかります。彼は黒人をはじめ、多くの人達に勇気と希望を与えた偉大な人物であることは間違いありません。

 ジャッキー・ロビンソン演じるチャドウィック・ボーズマンは野球選手らしい爽やかさと純粋さを持ちつつも、スクリーンからは差別と闘いぬく意志の強さ、勇気を十分に伝えています。そして何と言ってもブランチ・リッキー演じるハリソン・フォードが、こちらもまた、史上初の黒人選手を起用する意志の強さと同時に、ジャッキーを信じ、見守る、重厚な演技を見せてくれています(本作で2013年ハリウッド映画祭功労賞受賞)。また、個人的には、ジャッキーを支えた妻役のニコール・ベハーリーが、チャーミングながら知的な雰囲気も醸し出し、映画全体の良いスパイスになっていると感じました。

 1997年にジャッキーの背番号42は永久欠番となり、更に2004年には彼がドジャースでメジャーデビューした4月15日が「ジャッキー・ロビンソン・デー」に制定され、以後毎年この日はメジャーリーグ各球団の全選手が背番号42をつけてプレーします。すべてのメジャーリーガーがユニフォームに42をつけ、ジャッキー・ロビンソンに敬意を払ってプレーをする姿は、彼の功績の大きさを物語るものであり、じんと胸に迫るものがあります。

今年もきっと日本で中継される場面があるはずですので、ぜひみなさまもこの光景を確認し、ジャッキー・ロビンソンへ思いを巡らせていただけたらと思います
 


No biggie.とは

from Staff

この間アメリカのコメディドラマを観ていて、 No biggie. という聞き慣れない英語が。
一体どのような意味なのでしょうか?使い方もあわせてご紹介します。

No biggie とは

It's not a big deal.
It's no big deal.
No big deal.

などが短くなった言い方です。
「大したことじゃないよ」「平気だよ」「大丈夫だよ」といったニュアンスで、距離感の近い相手に親しみを込めて使うかなりカジュアルな表現です。

A: I'm sorry I couldn't call you back last night.
昨晩は電話掛け直せなくてごめんね。
B: No biggie.
大丈夫だよ。

のように使うことが多いです。申し訳ないと思っている相手の心の負担を軽くするために、わざとこのような軽めの言い方をする場合もあります。

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Izumi
和泉 有香 TOEIC®990 点満点。TOEIC®S/Wテスト400点満点。英検1級。通訳案内士(英語)。2012年度より全日本青少年英語弁論大会審査員。神戸海星女子学院大学、ECC 国際外語専門学校講師、各種スクールで幅広い英語指導のかたわら劇団振付家通訳などを歴任。「TOEIC®テストPart3&4鬼の変速リスニング(共著・アルク刊)」、「はじめての英検準1級総合対策(アスク出版刊)」などの著書がある。

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