【フレーズ】lose one's touch
《ルーズワンズタッチ》
【意味】感覚が鈍る
【ニュアンス解説】
ここでいう "touch" は指や手で触ったときの感覚という意味です。
その道のプロフェッショナルになると、「触った感覚だけでわかる」という域に到達するようですが、そんなイメージから来ています。
この感覚を "lose"「無くす」ということなので「感覚が鈍る」「衰える」といった意味になります。
【例文】
1. かつてスペイン語が流暢だった
A. I used to give presentations to prospective clients in Spanish.
<かつてはスペイン語でクライアントにプレゼンしてたんだけどね。>
B. That's amazing! Do you still do that?
<それはすごい!今でもしてるの?>
A. Not really, and besides, I've lost my touch speaking Spanish since transferring back to Japan.
<いいえまったくよ、それに加えて日本に転勤になったから、もうすっかりスペイン語のスピーキングは鈍っちゃったわ。>
2. かつてピアノが堪能だった
A. I won first prize in a piano competition when I was a teenager.
<10代の頃、ピアノコンクールで優勝したことがあるの。>
B. Wow, that's awesome! I'd like to listen to you play sometime!
<わぁ、すごいじゃん!君がピアノ弾いてるのを今度聴きたいな!>
A. Not a chance! It's been too many years since I touched a piano, I'm sure I've lost my touch.
<それは無理ね!もう何年もピアノを弾いてないから、腕が鈍っちゃったと思う。>
昔得意だった楽器の演奏やスポーツ、勉学など、なんにでも使える便利な表現です。