【フレーズ】hang up
《ハンガップ》
【意味】電話を切る
【ニュアンス解説】
hang は「掛ける」「つるす」「ぶら下がる」という意味の動詞です。
ハンガーをイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
昔の電話は固定式で備え付けられており、受話器が本体に線でつながれてぶら下がっていました。
前置詞の "up" とセットになっていますが、up が持つイメージに「上に上がっていって上限に達する」というものがあります。
これは「電話を切る時間に到達した」というイメージと重なるため up が用いられています。
【例文】
1. 携帯の充電
A. Ugh, sorry but my battery is about to die.
<あー、ごめん、充電が切れそうだ。>
B. No worries, you should hang up and charge your phone.
<気にしないで、電話を切って充電してね。>
A. Thanks. I'll call you back later.
<ありがとう。後でまたかけるよ。>
2. 友人へ電話
A. Hello? Is Betty there?
<もしもし?ベティーいる?>
B. I think she is. It might take me a short time to find her so please don't hang up.
<いると思う。彼女を呼んでくるまでにちょっと時間がかかるかもしれないから、電話を切らないで待ってて。>
A. Thank you.
<ありがとう。>
例文(2)の Please don't hang up. は「電話を切らないで」という意味です。
"Please hold the line." や "Stay on the line." でも同じ意味です。