お願いする時のフレーズ

【3686】I could use some help.:手伝ってもらえるとありがたい

アンちゃんのハローイングリッシュ

【フレーズ】I could use some help.

《アイクッ(ドゥ)ユー(ズ)サムヘルプ》

【意味】手伝ってもらえるとありがたい

 

【ニュアンス解説】

今回のポイントは could use という表現です。
以前に I could use a drink.(一杯やりたい気分だ)というフレーズでもご紹介しましたが、この could use は「(〜が)利用できれば助かる」「〜を必要としている」「〜がぜひともほしい」といったニュアンスで使われています。

【例文】

1. 引越し準備

A. I'm moving on Saturday.
<土曜日引越しなんだ。>

B. I can come over and help if you like.
<よかったら、そっちに行って手伝うけど。>

A. Thanks. I could use some help.
<ありがとう。手伝ってもらえるとありがたいよ。>

2. 先輩からのアドバイス

A. My girlfriend is interested in the medical industry. Can I introduce you to her some time?
<彼女が医療分野に興味を持っているんだ。いつか紹介してもいい?>

B. Sure, I'd love to meet her.
<もちろん。ぜひ会ってみたいわ。>

A. Great. I think she could use some help from you.
<よかった。君に助けてもらえたら彼女もありがたいと思う。>

大変よく使う言い回しなので、ぜひ覚えてくださいね。

 

今日のゲストコラム

World Hot news 〜Silicon Valley

from Arisa

アメリカの感謝祭&クリスマス

全米一の治安の良さを誇り、住民の平均年収も全米第1位のSan Jose (サンノゼ)。アメリカ人に”最もアメリカらしくない街”と言われるシリコンバレーでの生活をレポートしたいと思います。

感謝祭では七面鳥をオーブンへ

 アメリカでは、毎年11月の第4木曜日は『感謝祭(Thanksgiving Day)』と呼ばれる祝日にあたります。日本でも少し話題になりましたね。皆さんは『thanks(感謝)を giving(与える)日』がどんな祝日かご存知ですか?
 その起源は、なんと1621年まで遡ると言われています。アメリカに移住してきたイギリス人たちが、新境地での初めての収穫に感謝し、様々な知恵を授けてくれたネイティブアメリカンを招いてご馳走をふるまったことに由来しているそうで、この日は『家族が集まって収穫の恵みを感謝する日』と認識されています。
 普段の11月の第4週目は多くの学校もお休みとなり、普段離れて暮らす家族が一斉に帰郷するため、公共の交通機関は大混雑。高速道路も激混みのため、どこへ行くのにも普段の倍くらいの時間がかかります。
 一昨年は友人宅にお呼ばれし、昨年はホリデーを利用してサンディエゴへ出かけた我が家ですが、今年の感謝祭は久しぶりに自宅で七面鳥を焼きました…と言ってもこちらの担当は夫でしたが。10㎏近い七面鳥を時折、様子を見ながらじっくり時間をかけて丸ごと焼いている間に、サイドディッシュやデザートも作らないといけないので、この日は半日キッチンで過ごしていました。ですが久しぶりに自宅でゆっくり過ごすことのできた感謝祭となりました。

たま〜に迷い込んでくる野生の七面鳥たち

 

クリスマスにかける平均予算は?

 感謝祭が過ぎたと思ったら、その1ヶ月後はもうクリスマス!10月のハロウィンからイベントが毎月続いていますが、欧米で一番大きなホリデーといえば、何と言ってもクリスマスです。早ければ10月頃からオンラインでクリスマスショッピングを始め、11月にはラッピングまで完了しているというツワモノもいますが、大抵の人がショッピングに本腰を入れるのは感謝祭が過ぎてから。ショッピングモールは営業時間を大幅に延長し、サンタクロースとの記念撮影ブースや、ラッピング専門のブースを出し、かき入れどきに備えます。

手作りのクリスマスクッキー

 『ナショナル・リテール・フェデレーション』の統計によれば、2018年にアメリカ人がクリスマスにかける国内平均予算は日本円でおよそ11万円程でしたが、シリコンバレーではその倍の23万円だったようです。一つのイベントにここまでお金をかけるのは驚きですよね!
 小学生でも当たり前のようにiPhone Xを学校に持って来たり、公立高校の生徒用駐車場にポルシェやベンツが普通に停められているシリコンバレーですから25万でも安い、と思う人は少なくないでしょうね。
 子供たちも大きくなり、プレゼント選びには年々頭を悩ませる我が家。果たして今年のプレゼントは気に入ってくれるかどうか…。25日の朝、子供たちの喜ぶ顔が見られるよう祈るばかりです。

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Arisa

Arisa

東京都出身。元大手英会話学校講師。翻訳業・ライター業の傍、TOEIC/TOEFL/ 英検等の参考書編集に従事。IT業界勤務の夫の転職に伴い、住み慣れたカナダを離れ現在はシリコンバレー在住。

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