【フレーズ】It's not the end of the world.
《イッツナッ(トゥ)ディエンドブザワール(ドゥ)》
【意味】そこまで落ち込むことじゃないよ
【ニュアンス解説】
end of the world は「この世の終わり」ですが、今日のフレーズは否定文なので「この世の終わりではない」となりますね。ニュアンスとしては「事態はそこまで落ち込むほどひどくない」「そこまで気を落とす必要はない」といった感じで、相手を元気づけたい時に使う定番フレーズになります。
【例文】
1. アルバイトの面接
A. How did the job interview go?
<面接はどうだった?>
B. Not good. I don't think I got the job.
<上手くいかなかった。仕事はゲットできなかったと思うわ。>
A. If not, it's not the end of the world. You'll get the next one.
<もしそうでも、そこまで落ち込むことじゃないよ。次はゲットできるさ。>
2. ハネムーン最終日
A. Why do you look so sad?
<どうしてそんな悲しそうな顔をしているの?>
B. It looks like it's going to rain on the last day of our honeymoon.
<だって、ハネムーン最終日なのに雨予報よ。>
A. It won't be the end of the world. I actually like rain, you know?
<そこまで気を落とさなくても。俺、実は雨って好きなんだよね。>
誰かを励ます時にぜひ使ってみたいフレーズですね。
グアム流卒業式
from Reiko
アメリカでDiploma(卒業証書)を手にするのは、幼稚園、高校、大学と大学院です。義務教育で終われば、Diplomaを手にするのは生涯一度となるでしょう。在住地によって多少の違いがあるかもしれませんが、何度か式に出席して感じたのは、日本の卒業式の様に厳粛な感じが全くなく、少々ハメをはずしてもみんなで盛り上げて卒業生を送り出そう、というのがグアム流です。
GRADUATION CEREMONY
招待状を受け取った親戚や友人達が、卒業生の首に掛けてあげる生花のLei(レイ)、木の実や貝殻といった南国っぽいLei、全部紙幣でできてるLei 等を用意して出席します。それだけではなく、最近はご本人の顔写真付きの横断幕を会場に飾ったり、プラカード片手に応援したりと、まるでコンサート会場のようです。口笛にホイッスルやドラムや拍手、歓声ありの超騒がしい卒業式ですが、送られる側も送る側も完全燃焼でき、終わった後は大好きなアーティストのコンサート帰りのような気分になれます。
Diploma を手にするまで
一例ですが、2016年の卒業式の招待状を御覧下さい。三つ折のカードを開けると、な~んて読みにくいのでしょうか。結婚式の招待状の様に最初の大文字がやたらクルクルと装飾的で、集中して読まないと理解出来ません。集中させるための技なのか?と疑ってしまいます。
今回出席する卒業式は、私の息子も卒業したグアムで唯一のカトリック系の男子校です。宗教を学ぶ授業があるので、卒業式の前日に観光客の方もよく訪れるマリア大聖堂で Baccalaureate Mass(ミサ)が行われます。神父様からの大切なお言葉を頂くミサです。勿論、この式にも出席しないと Diploma を受け取れません。大切な Diploma を手にするまで丸二日もかかるのです。大学と大学院に関しては半年後にも卒業式があり、必要な単位を修得し終えたどちらかのシーズンに卒業を迎えます。
Reiko
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