【フレーズ】It was just a thought.
《イ(トゥ)ワズジャスタソー(トゥ)》
【意味】ふと思い付いただけ/ちょっとした思い付きでした
【ニュアンス解説】
a thought は「考え/アイディア」。特に深い考えもなく思い付きで言ってみただけ、というニュアンスになります。
本当にその場の思い付きの場合と、「こんなアイディアもあるよ」と振り、相手の反応を確かめたい時にも使えます。
【例文】
1. ミーティング終了後
A. I can't believe you even suggested that.
<あなたがあんな提案をするなんて信じられないわ。>
B. It was just a thought.
<ふと思い付いただけだよ。>
A. Well, you should think harder before you speak next time.
<じゃあ次はもっとよく考えてから発言してよね。>
2. ウェブサイトのデザイン
A. How about reversing the color of the text and the background?
<文字と背景の色を逆にしてみたらどう?>
B. Actually, that's a brilliant idea!
<それは実に最高のアイディアだ!>
A. Really? It was just a random thought.
<本当?思い付きで適当に言ってみただけだったんだけど。>
例文2のように random という言葉と並べて使うと、「適当」「当てずっぽう」というニュアンスが加わります。
おすすめのオーストラリア映画
from Chika
今回のテーマは「オーストラリア映画」です。オーストラリア映画は、ハリウッド映画のように大々的な宣伝がないので、日本の映画館で上映されていないかもしれません。でも、素敵な作品がたくさんあるんです!たとえば、オーストラリア出身のニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマン主演の『Australia』は、ご存知ですか!?
今回はあまり知られていない、でも、映画賞を獲得したすばらしい作品を紹介します。
Storm Boy
少年と親鳥を亡くしたペリカンとの心の触れ合いを描いた名作児童文学を映画化。1977年に「少年と海」という邦題で上映された作品です。サウスオーストラリア州国立公園のクーロング海岸の大自然が舞台で、文明とは無縁の暮らしが描かれています。日本で言うとムツゴロウさんの作品を思い出させるこの映画、とにかく美しい海と大自然が魅力的です。アボリジニの青年、フィンガーボーン役として出演している俳優は、映画『Australia』にも出演しています。(2019年リメイクされました)
Rabbit proof fence
実話に基づいた作品で、日本でも2003年に『裸足の1500マイル』というタイトルで上映されています。1931年、先住民アボリジニの混血児を家族から隔離し、白人社会に適応させようとする「同化政策」が行われていました。強制的に収容されたアボリジニの少女たちが、母の待つ故郷にたどり着くまで、オーストラリアを横断するフェンスをたよりに2400キロもの距離を逃走する、涙なしでは観られないストーリーです。舞台は西オーストラリアの奥地、ジガロング。少女たちの演技が本当にすばらしい作品です!
Last Ride
「最後の旅」という意味を持つタイトルのこの映画(日本未公開)は、殺人の罪を犯して破滅し、地獄への逃避行をする父親おすすめのオーストラリア映画と息子の悲しい人生を描いた作品。『Matrix』や『The Lord of the Rings』などで有名な俳優、ヒューゴ・ウィービングが、粗暴で寡黙な父親の Kev を演じています。
10歳になる息子との逃亡生活の映像では、広大な荒野と砂漠、湖など、オーストラリアの自然の美しさを堪能できます。不幸が不幸を呼ぶ、言いようのない絶望感。
心から愛しているにもかかわらず、うまく愛を表現できない不器用な男の悲しい人生を描いています。
Candy
映画『Dark Knight』や『Brokeback Mountain』などで知名度を上げ、28 歳という若さで他界したパース出身の俳優、ヒース・レジャーの作品です。(邦題『キャンディー』)詩人志望の青年 Dan と画家の卵 Candy の鮮烈なラブストーリー。ドラッグ中毒に陥ってしまう若い恋人たちが、ドラッグを手に入れるために2人の深い愛までも壊し、幸せの絶頂から次第に堕ちていくという「天国と地獄」を描いています。 Candy 役のアビー・コーニッシュは、今活躍しているオーストラリアの女優の1人。シドニーやニューサウス・ウェールズなどが映画の舞台となっています。
Somersault
オーストラリアで大ヒットした作品で、アビー・コーニッシュ主演。(邦題『15歳のダイアリー』)首都のキャンベラ、ニューサウス・ウェールズのジンダバインという小さなスキーリゾート地が舞台です。主人公は、子どもでもなく大人にもなりきれていない、16歳という微妙な年ごろの少女。少女が抱える不安、寂しさ、孤独などが繊細に描かれています。
私がオーストラリアへ引っ越してきたときは、オーストラリア英語のなまりのせいで、理解するのが簡単ではありませんでした。そこで、毎日のように、オーストラリアの映画やドラマを観て、とにかく、なまりになじめるようがんばっていたことを思い出します。
そして今も、「聞く」ことと「話す」ことの両方とも忘れないように、映画で楽しみながら勉強しています!
Chika
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