質問する時のフレーズ

【3239】何時頃に着きそう?

アンちゃんのハローイングリッシュ

こんにちは、YOSHIです。

 かつてオーストラリアに住んでた頃、電車やバスの時刻表はあってないようなものでした(苦笑)。

 時刻表の掲示板には「○○分遅れ」という表示が当たり前。以前もお話したかと思いますが、定刻通りに電車やバスが来ることの方がまれで、洗濯機が壊れた時に修理屋さんを呼んでも約束の時間より遅れてきたり、時間に対してはかなりゆるい人が多かったです。

 そんなオージーですが、ある時だけめちゃくちゃ時間厳守する時があります。

 それは……彼らは、「仕事が終わる時間」はきちんと守ります。

 たとえば、終業時間が17時なら、16時50分からみんなソワソワし始め、帰宅モードになります。どんなにバタバタしていて忙しいときでも、みんな定時には仕事を切り上げて、ササっと帰っていました。(※もちろん業種によっては違う場合もあります。)

 修理屋さんを呼んで「何時頃に着きそうですか?」と質問しても、答えてもらえず、結局きたのは1時間後……。でも、仕事の終業時間は厳守する。

 そんな人間らしいオージーの国民性は、とても快く感じられましたね。

さて、この「何時頃に着きそうですか?」というフレーズ。
英語でなんて言うのでしょうか……?

答えはこちら。《今日のフレーズ!》
  ↓


【フレーズ】What's your ETA?

《ワッツユアイーティーエイ》

【意味】何時頃に着きそう?

 

【ニュアンス解説】
ETA = Estimated Time of Arrival
つまり空港などでよく見られる「予定到着時刻」です。待ち合わせ場所へ何時頃着きそうか?あるいは帰宅は何時頃になるか?など、相手に到着時刻を尋ねる際の定番フレーズになります。

【例文】

1. 渋滞で帰宅時間に大幅な遅れ

A. I'm finally getting off the highway.
<やっと高速を降りるところよ。>

B. What's your ETA?
<何時頃に着きそう?>

A. Quarter after eleven.
<11時15分ね。>

2. 待ち合わせ

A. I'm almost there.
<もうすぐ着くわ。>

B. Me, too. My ETA is 7:40.
<僕も。予定到着時刻は7時40分だよ。>

A. Got it. See you soon.
<わかった。じゃあまたすぐ後で。>

とてもネイティブらしい表現ですが、サラッと使えるとかっこいいですね。

 

今日のゲストコラム

暮らしのなかのEnglish

スポーツ(3)

from Chika

前回に引き続き、「スポーツに関する英語」をおぼえましょう。

 今回はバスケットボールにフォーカスしてフレーズを見ていきます。 
 世界的に有名なアメリカのプロバスケットボールゲーム、NBAを知らない人はあまりいませんよね?あの素早いプレイからのスピーディーな解説者の話。きちんと聞き取ることは難しいにしても、バスケットボール用語だけでも知ってるとゲームを楽しめますよね!

バスケットボール用語

take a shot シュートをうつ
knocks it down ジャンプシュートが決まったときに使われる
puts it in シュートが決まったときに使われる
dunk it in ダンクシュートが決まったときに使われる
tip off 試合開始のときに行うジャンプボールのこと
float shot/scoop shot リングから数メートル離れた遠い位置から放つシュートのこと。

 ついでに、解説者がよく使うセリフも覚えておきましょう。

Fantastic play by Kobe!|
Kobe の好プレイです!

Close, but no cigar.
これは惜しい。(カーニバルで、賞にシガー「葉巻」が出たことからきた表現)

Miraculous!
奇跡のようなプレーだ!

 

アスリートの名言

 そのほかに有名なアスリートの名言で、スポーツに関する英語表現を見ていきましょう! 
たとえばマイケル・ジョーダンの有名な名言から。

I can accept failure, but I can't accept not trying.
失敗は受け入れることができるが、挑戦しないことは許されない。

 もうひとつ、あります。

I've missed over 9,000 shots in my career. I've lost almost 300 games.
26 times I've been trusted to take the game-winning shot and missed.
I've failed over and over and over again in my life. And that is why I succeed.

私は9000回以上シュートを逃し、300試合に敗れた。
決勝シュートをまかされ、26回も外した。
人生で何度も何度も失敗してきた。だからこそ、私は成功したんだ。

 スポーツはプレイするときも、観戦するときも熱が入ってしまうもの。自分の好きなスポーツに関する英語表現をいろいろ調べてみるのもいいですね。

 ちなみに、私の主人はオーストラリアンフットボールリーグ(AFL)が大好き。シーズンになると、いやでもAFL 関連の言葉があれこれと耳に入ってきます。私はあまり興味がなくて、ゲームをほとんど観ないのですが、あるとき、「あれ? どうして私こんな用語知ってるの?」ってびっくりしたことがあります!

 観戦するときは、目でも耳でも楽しんで英語を勉強してみてください。

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Chika

Chika

翻訳者、ライター。オーストラリアに移住して7年。2歳になる息子とオーストラリア人のフォトグラファー/イラストレーターの夫の3人でカントリーライフを満喫中。暮らしの中のENGLISH も担当しています。

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