【フレーズ】no matter what
《ノゥマターワッ》
【意味】何があっても/たとえどんな~だとしても
【ニュアンス解説】
どんな状況や困難が立ちはだかっても、自分の意志を貫く、といった信念を強調するフレーズです。
matter は「問題・事柄」という意味です。
それを no で否定しているので、「どんな問題/事柄でも〜ない」という直訳になります。
構文としては、no matter what + S(主語)+ V(動詞)の形をとることが多いです。
「Sが何をVしようとも」という意味になります。
no matter what のすぐうしろに V が続くこともあります。
たとえば、happen であれば「何が起きようとも」、say であれば「何を言おうとも」になります。
【例文】
1. 重要顧客へのプレゼン
A. I'm nervous because I have a presentation for an important client coming up.
<重要顧客に向けたプレゼンが控えているから、緊張しているよ。>
B. Don't worry, I'll support you no matter what happens.
<心配いらないわよ。何が起きても私はあなたをサポートするわ。>
A. Thank you so much. It means a lot to me to have your support.
<どうもありがとう。君のサポートには感謝しているよ。>
2. 同僚の退職
A. Have you heard the news that Nancy will be leaving the company?
<ナンシーが会社を辞めるって聞いた?>
B. Yes. I heard that she has finally decided to start her own business.
<ええ。彼女はついに起業するって聞いたわ。>
A. That's admirable! I'm sure that no matter what she faces, she'll be able to overcome any hardship.
<それはすごいな!どんな困難に直面しても、彼女ならきっと乗り越えられると確信しているよ。>
今回ご紹介した用法は、"whatever" と意味合いが近く、言い換えることが可能です。
ただし whatever にはもう1つ「S(主語)が〜するものは何でも」という意味もあり、こちらの意味で使う場合は no matter what を whatever で言い換えることはできません。
たとえば You can order whatever you like.「あなたの好きなものをなんでも頼んでいいよ」という表現は、no matter what で言い換えてしまうと「あなたがたとえ何を好きであっても頼んでいいよ」と不自然になってしまい、意味が通じなくなってしまいます。
YOSHIのネイティブフレーズ 運営スタッフ
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