質問する時のフレーズ

【3618】What's the best way for me to get experience?:経験を積むには、どうするのがベストでしょうか?

アンちゃんのハローイングリッシュ

【フレーズ】What's the best way for me to get experience?

《ワッツザベス(トゥ)ウェイフォアミトゥゲッ(トゥ)イクスピアゥリアンス》

【意味】経験を積むには、どうするのがベストでしょうか?

 

【ニュアンス解説】

今回のポイントは文の前半、What's the best way for me to~ の部分です。
直訳は「〜するためには、私にとって何がベストな方法でしょうか?」という意味で、相手にアドバイスや意見を求めるときによく使います。

【例文】

1. 求職中

A. We only hire people with experience in our field.
<業界での経験がある人しか採用していません。>

B. What's the best way for me to get experience?
<経験を積むには、どうするのがベストでしょうか?>

A. Volunteering and internships are both good options.
<ボランティアやインターンは、どちらもよい方法ですね。>

2. レストランをオープン

A. How's your business?
<ビジネスの方はどう?>

B. It's been slow. What do you think is the best way for me to promote my business?
<あんまり振るってないよ。ビジネスを宣伝する最善の方法って何だと思う?>

A. Social media is probably the most effective way of promoting your business.
<ソーシャルメディアを利用するのが、おそらく一番効果的ね。>

最善の方法が知りたい、そんなときは是非このフレーズを使って尋ねてみてください。

 

今日のゲストコラム

World Hot news 〜Silicon Valley

from Arisa

『Jog-A-Thon』は大盛り上がり&IT企業参入前のシリコンバレー

全米一の治安の良さを誇り、住民の平均年収も全米第1位のSan Jose (サンノゼ)。アメリカ人に”最もアメリカらしくない街”と言われるシリコンバレーでの生活をレポートしたいと思います。

アメリカでマラソン大会?『Jog-A-Thon』とは…

 子どもたちの通う学校で『Jog-A-Thon(ジョガソン)』というイベントが開催された時の話です。カナダに住んでいた時には馴染みのなかったイベントなのですが、一言で表すと『マラソン大会』と『ファンドレイジング』がひとつになったようなものです。名前の通り『ジョギング』&『マラソン』がミックスされたもので、校内のトラックを走ったり歩いたりしながら何周も回ります。
制限時間は25分、生徒たちは手首にカードをつけて、1周するごとに印をつけてもらいます。これによって、25分間にトラックを何周したかがわかる仕組みで、保護者は子どもの走った周数×$2〜$5(もちろんそれ以上もOK)を寄付します。

『Jog-A-Thon』後、集合する5th graders (5年生たち)。


 生徒たちは、校内の人気投票で選ばれた自作デザインのプリントTシャツを着て、カリフォルニアの青空の下を仲良く走ったり歩いたりします。校庭にはDJと校内吹奏楽部の音楽が鳴り響き、フードトラックも何台か姿を見せ、ちょっとしたお祭りのような雰囲気です。本気で走ってもよし、友達とおしゃべりをしながら歩いてもよし。細かいルールはないので、日本の『校内マラソン大会』と比べるとかなりゆる〜いイベントですが(笑)、この日を楽しみにしているのは生徒たちだけではないようです。トライアスロンや競輪用ウェアで登場する保護者の方もいて「おぉ!さすがカリフォルニア!」とちょっと驚きました(笑)。
この時は我が家は息子が13周、娘が11周を記録したので合計$120を寄付しましたが、大手IT企業や地元スタートアップ企業からは、なんとも太っ腹!な多額の寄付があったようです。さすがはシリコンバレーです。
イベント後は、校内のピクニックテーブルでランチやアイスクリームを食べ、この日はそのまま解散。お天気に恵まれ、楽しい1日でした。(また参加できるといいな!)

『ヒストリー・サンノゼ』で体験
IT企業参入前のシリコンバレー

 子どもの社会科見学のボランティアで、『ヒストリー・サンノゼ』というミュージアムに行ってきたときの話です。FacebookやGoogle、Intelなど、世界の名だたる大企業が密集し、最新テクノロジーが日常生活に浸透しているシリコンバレーも、元はと言えば農業地帯でした。

『ヒストリー・サンノゼ』内の銀行。当時はこんな感じだったようです。

 そんな新興テクノロジーがこの街を盛り上げる以前の、19世紀後半〜20世紀前半の街並みや人々の暮らしを再現したのがこのミュージアムです。館内は昔風の軒並みで、まるで映画のセットのようです。この日は、印刷所や診療所、銀行など、当時そこで働いていた人物になりきり、職業体験をするという面白いプログラムに参加しました。印刷所で個々のアルファベットを印刷用に鏡文字にして彫ったり、銀行で金庫から1枚1枚お札を数えて運んだり、古い小切手にスタンプを押すなど、ユニークな体験をした生徒たち。スマートフォンのVoice Input(音声入力)やOnline Banking(インターネット・バンキング)が主流の世代にとっては、昔の人々の緻密で骨の折れる作業には、かなりの衝撃を受けたようでした。
ハイテクな街というイメージが強いサンノゼに、こんなミュージアムがあることすら知らなかった私ですが、とても興味深い体験をすることができました。

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Arisa

Arisa

東京都出身。元大手英会話学校講師。翻訳業・ライター業の傍、TOEIC/TOEFL/ 英検等の参考書編集に従事。IT業界勤務の夫の転職に伴い、住み慣れたカナダを離れ現在はシリコンバレー在住。

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