こんにちは、YOSHIです。
ある2人の生徒さんの話です。
2人とも同じくらいの年齢で海外旅行が好きで「もっと英語が話せるようになって旅を充実させたい!」そう思って、英語の勉強をし始めました。ですが、ふたりとも英会話の勉強はほとんどしたことがなく、本当にゼロからのスタートでした。
そして、それから半年後……。夏休みを利用してふたりでアメリカに旅行にでかけました。しかし、そこで同じ時期から勉強し始めた2人に「大きな違い」が現れました。
1人は、現地に到着してもコーヒーすらまともに注文できず、意気消沈……。
しかし、もう1人は現地の人と、楽しく英語で話して、おすすめの観光スポットやレストランを聞き出し、海外旅行を何十倍も充実させていました。
……さて、同じ時期から勉強を開始したふたり。一体、何が違いを分けたのでしょうか?その違いは、もともと持っていた英語力頭のよさ、努力の違いではありません。どちらかが恵まれた環境にあったわけでもありません。
その違いは「間違ってもいいから、大きな声で話す」。たったこれだけのことで、この差が生まれたのです。特に日本人の英語学習者に多いのですが、自分の英語に自信がなくて声が小さくなり、結果、相手に聞こえない。英語力以前の問題で「声が聞こえていない」。このことが原因で通じないことが多々あります。
ですので、間違ってもいいから大きな声で、堂々と話せばいいのです。
さて、この「堂々としていればいい。」というフレーズ。
英語でなんて言うのでしょうか……?
答えはこちら。《今日のフレーズ!》
↓
【フレーズ】You can hold your head up high.
《ユウキャンホウル(ドゥ)ユアヘッダップハイ》
【意味】堂々としていればいい
【ニュアンス解説】
昨日のフレーズと似ていますが、今日の hold your head up high は「頭を上に高く保つ」、つまり「頭をしっかり上げて、堂々と/毅然とした態度をとる」というニュアンスになります。望んだ結果が得られなくても、ベストを尽くした相手を激励するときなどに使います。
【例文】
1. 大会2位
A. You did great.
<よくやったわ。>
B. Second place is not what I wanted.
<2位なんて結果は望んでなかった。>
A. But you did your best. You can hold your head up high.
<でもあなたはベストを尽くしたわ。堂々としていればいい。>
2. 人気俳優のスキャンダル
A. We probably won't see him on screen for a while.
<彼はしばらくの間、映画には出ないでしょうね。>
B. Yeah, after that big scandal.
<あぁ、あんな大きなスキャンダルの後ではね。>
A. I don't think he can hold his head up high again.
<もう今までみたいに堂々と振舞うことはできないでしょうね。>
例文2では否定形になっていますね。ニュアンス的には「堂々と振舞えない」、つまり「肩身が狭い」といった感じになります。
英語での敬語とは?
from ネイティブフレーズ運営スタッフ
英語では、年上やお客さんへの敬語を使う場合は、どのように表現するでしょうか? また友達や親、先生、顧客などの使い分けのはどうでしょう?
英語には、日本語ほどはっきりとした敬語にあたる言葉や表現はありません。丁寧な (polite)言葉を選択したり、下品な言葉を避けたりするだけで、基本的には問題ありません。
具体的に何かを依頼するとき、たとえば Can you〜? の代わりに Could you〜, please? を使うと丁寧になります。
Could you change my seat, please?
席を替わっていただけませんか?
…このように使います。
また、許可をもらいたいとき、Can I~? の代わりに May I~? を使うだけで、丁寧な言い方になります。
YOSHIのネイティブフレーズ 運営スタッフ
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