ひねった言いまわし

【No.5280】take the bull by the horns:困難に果敢に立ち向かう

アンちゃんのハローイングリッシュ

【フレーズ】take the bull by the horns

《テイクザブウバイザホーンス》

【意味】困難に果敢に立ち向かう

 

【ニュアンス解説】

"bull" は「雄牛」、"horns" は「角」なので、直訳すると「牛の角をつかむ」となりますが、これは困難な状況や難題に立ち向かうことを指します。
闘牛で牛の角をつかむことが非常に勇敢な行為だったことに由来します。
牛の角をつかむことは危険な行為であり、制御不能な状況に自ら飛び込んでいく勇敢な姿勢の象徴とされていました。

【例文】

1. ハラスメント被害

A. Eddy went to speak with HR directly after his harassment complaints were not taken seriously!
<エディったら、ハラスメントの苦情を真剣に取り合ってもらえなかったもんだから、人事に直談判しに行ったわ!>

B. He's taking the bull by the horns. I respect him for that.
<エディは牛の角をつかみに行ったんだね。彼の果敢な行動には敬意を表するよ。>

A. I don't think I have enough confidence in myself to do what he did.
<私だったら、彼がしたみたいな行動を取る自信がないわ。>

2. 賃上げ交渉

A. I'm nervous about asking my boss for a raise.
<ボスに賃上げの交渉をするのは気が引けるわ。>

B. You've been doing a great job there. You should just talk to your boss.
<君は仕事をよくがんばっているよ。上司に話してみるべきだよ。>

A. You're right. It's time to take the bull by the horns.
<そうよね。今こそ勇気を出して立ち向かうときだわ。>

例文(1)ではハラスメント被害に対して直談判する同僚への賞賛、例文(2)では賃上げを上司に交渉したいけど、なかなかできずにいる同僚に対してのアドバイスとして使われています。

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「楽しみながら英語に触れて、世界を広げよう!」を合言葉に前向きでひたむきな多くの英語学習者たちとともに歩みを進める専属スタッフ。 とことん英語を楽しみながら学ぶという両方が叶う世界を構築するために日々活動中。
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