意思を伝える時のフレーズ

【3227】もう一度数字を確認させて

アンちゃんのハローイングリッシュ

こんにちは、YOSHIです。

 「どんぶり勘定」と聞くと何を想像しますか?

 どんぶり勘定とは、細かく計算などをしないで、おおまかに金の出し入れをすることです。昔、職人などが、腹掛けのどんぶりから無造作に金を出し入れして使っていたことから、どんぶり勘定というようになったそうです。

 さて、何で「どんぶり勘定」というキーワードが出てきたかというと、何を隠そう私も「どんぶり勘定男」だからです(苦笑)。
 この「どんぶり勘定」結構危険です。なぜなら……。

 たとえば、食事の会計のときなど、一人当たり「5,490円」と言われると「6,000円」というキリが良い数字で払いたくなります。(小銭が増えるのが嫌というのもあるのですが)
 食事の会計などは、別にどんぶり勘定でも問題ないと思います。しかし、シビアな場面で計算をするときにどんぶり勘定をしてしまうと……。危険なことになります(苦笑)。

 なぜなら、「どんぶり勘定 × どんぶり勘定 × どんぶり勘定…」としていると、数字が大きくなればなるほど、誤差も大変な数字になってくるんですよね。「え、もう一度数字を確認させて」と思ってしまうくらい誤差が出てきます。

 というわけで、大切な数字を計算する時は面倒くさがらずに、キチンと計算するようにしましょう。(当たり前ですね)

さて、この「もう一度数字を確認させて」というフレーズ。
英語でなんて言うのでしょうか……?

答えはこちら。《今日のフレーズ!》
  ↓


【フレーズ】Run those figures by me again.

《ゥランゾーズフィギュアズバイミアゲン》
【意味】もう一度数字を確認させて

 

【ニュアンス解説】
run (something) by (someone) で、「誰かに何かを説明する・確認する」という意味です。
ざっと口頭で説明したり、軽く確認するなどカジュアルなニュアンスですが、ビジネスシーンで非常によく使われるフレーズになります。

【例文】
1. ミーティングにて

A. The estimated cost of this model is between $75,000 and $85,000.
<このモデルの見積もりコストは7万5000ドルから8万5000ドル程度です。>

B. Sorry. I couldn't hear you very well. Can you run those figures by me again?
<ごめんなさい。よく聞き取れなかったわ。もう一度数字を確認させて。>

A. Sure.
<はい。>

2. 新しいアイディア

A. I have a great idea I'd like to run by you.
<あなたにお聞かせしたい素晴らしいアイディアがあるのですが。>

B. Do you? Can you come to my office this afternoon?
<そうなんですか?午後に私のオフィスへ来られますか?>

A. Of course. I'll be there.
<もちろんです。伺わせていただきます。>

カジュアルな表現ですが、ビジネスシーンに日常的に登場するのでぜひ覚えてくださいね。

今日のゲストコラム

知っておきたい便利フレーズ

from Staff

Can I see this?
これ、見せてもらえますか?

 買い物のときに大活躍する万能フレーズです。ほしいものがあったら、指さしてこう言うだけで通じます。
 ほかに、Can I pick it up?(手にとってみてもいいですか?)、Can I try them on?(履いていいですか?)なども、あわせて覚えておきましょう。

カン違い和製英語

~ half ~

 日本でもハーフのモデルさんやタレントさんが多く活躍していますが、「私はハーフです」という意味で、I'm half. と言っても、ネイティブにはチンプンカンプンです。「私、体の半分を切断されているの」と聞こえてしまうこともあります(苦笑)。恐ろしいですね……。

 英語では、どこの国とどこの国が半分ずつなのか、I'm half ~ and half ~. と具体的に伝えるのがベスト。
たとえば、

I'm half American and half Japanese.
アメリカ人と日本人のハーフです

といった具合です。

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YOSHIのネイティブフレーズ 運営スタッフ

YOSHIのネイティブフレーズ 運営スタッフ

「楽しみながら英語に触れて、世界を広げよう!」を合言葉に前向きでひたむきな多くの英語学習者たちとともに歩みを進める専属スタッフ。 とことん英語を楽しみながら学ぶという両方が叶う世界を構築するために日々活動中。

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